おにわ通信 バックナンバー

預けやすくなったけど。

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おはようございます。
ゆうた先生です。

おにわ通信をお送りします。

ここ数日のまとめとして
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保育料無償化で少子化は解決するか
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に触れます。

私の実感としては
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保育料を安くしても少子化解決にはあまり役立たない
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
が結論。

ただ、考えが偏りすぎてはいけません。

賛成・反対どちらの意見も参照しながら進めましょう。

まず、私の考えの詳細は以下。
↓

保育料が安くなるだけでは「もう1人産もう」とはならない。

特にここ1～2年は、食品価格が急騰し、多くの人が生活難に陥っています。

全国の中学・高校では、楽器を買えない家庭が増え、吹奏楽部が存亡の危機だとか。

炊き出しに並ぶ若者の数も増加傾向です。

そんな中で保育料がいくらか下がることが出産の選択に大きく貢献するとは思えません。

実際、保育費用の補助は出生率に影響しない、という研究は1つや2つではありません。

ある論文ではこう結論づけられていました。
↓
「保育補助が10%増加しても、子どもを持つ女性の割合には有意な変化は見られない」

参照：National Liblary of Medicine

これは私の意見ですが、保育料の無償化は

「やってもいいけど、他に優先するべき施策が山のようにある」

という感じ。

もちろん、まったくの無駄とは思いません。

無償化が生活の足しになるのは確か。

だから、手段の1つとして無償化を位置づけるのも、アリといえばアリです。

全体として家計が豊かになれば、安心して出産できるのですから。

とはいえやはり、無償化は

子供が安心して生活できるようにする(＝保育をレベルアップする)ためのものではありません。

子供を気軽に預けられるようにする(＝保育を安くする)ためのものです。

昨日の投稿で話した通りですね。

そして、今回お伝えした通り、少子化を解消するためのものでもありません。

無償化の効果がほぼないことは、ここ数年の出生数を見れば一目瞭然ですね。

結局は「女性を賃金労働の駒として利用するための道具」、それが保育料無償化なのです。

最近もゆうた先生、激おこ(10月の投稿)で指摘したところでした。

「ないよりはマシ」というのは事実であり、安くなったことで満足してしまいがちですが…

「子育て家庭のため」というキレイごとの裏で一部の人に利益誘導が行われていることを知らなければなりません。

数回に渡る「保育料無償化」の話の最後が、何やら不穏なフレーズになってしましました。

ご一読ありがとうございました。

 

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