おにわ通信 バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2025/12/02(火) 06:30 | 声を聞いてはいけない(物理) |

考えるな感じろ、を地で行く日常。
◇◆◇◆◇おしらせ◇◆◇◆

人形劇団「こぐま座」公演
12/11(木)10:30~
@高階幼稚園2階ホール
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆

おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
「子供の声を聞こう」
という、美しいキャッチコピーを目にすることがあるでしょう。
そこら中で見かけますよね。
意味としては、そのまんま。
「子供の発言に耳を貸そう」という考え方ですね。
特に「欲求」や「意見」を聞いてあげよう、というニュアンスで語られることが大半。
時には「子供の何気ない発話を素直に受け取り、会話を増やそう」という文脈もありますね。
もちろん、声を聞くのはいいこと。
聞かないなんてもってのほかです。
しかし…
「子供の声を聞く」を勘違いしている人が多く、気を揉んでいます。
相手が中高生なら、字のごとく「声を聞く」で問題ありませんが…
幼児の場合、そうはいかないのです。
このあたりの投稿でも話したのですが、
↓
「声を聞く」には次の2つがあります。
①声そのものを聞く
②気持ちを理解する
いうまでもないと思いますが、①だけではほとんど意味がありません。
②こそが勝負だからです。
もっといえば、相手が幼児であると②でも全然足りません。
「声を聞いて気持ちを理解しよう」と心がけてもダメなのです。
幼児の気持ちは大人のようにハッキリしていないからです。
0歳児を思い浮かべてください。
「おなかがすいた」という気持ちさえ自分でよくわからず泣きますよね。
だから「声を聞いて気持ちを理解する」より高度な子育て技を使わなければなりません。
「創造」です。
「ああ、この子はきっと○○がほしいのだろうな」
「◇◇を提案してみたら遊びがもっと楽しくなるかもしれない」
とかね。
相手が「声」をいっさい発していなくても、です。
「創造」し、実行するのです。
「想像(イマジネーション)」じゃないんですよ。
「創造(クリエイション)」なのです。
「子供の声を聞こう」というキレイなキャンペーンが、保育の世界でもしょっちゅう見られます。
そういうセミナーとか。
そういうフォーラムとか。
善意で集まる人には申し訳ありませんが、無駄です、あれ。
物理的に「声」を聞いても、「創造」がない限り、幼児が本当に求めている生活は実現しませんから。
「子育ては世界一クリエイティブな仕事」と、私は本気で言い続けていますが、そういうことなのですよね。
だから、子育てはくたびれるし、しかし楽しいのです。
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