おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2025/08/13(水) 06:30 | 知らない新生児 |
◇◆◇◆◇おしらせ◇◆◇◆
保育見学会 9月17日(水)9:30~11:00
(詳細・申込ページ)
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
(水曜担当:あめちょこ)
おはようございます。
あめちょこです。
先週はインドネシアでの葬儀の話をしました。
その続きになります。
別れがあれば「出会い」もあります。
会ったことがない方との出会いがあれば、この世にやってきた赤ちゃんとの出会いもありました。
「○○さん、赤ちゃん生まれたって!女の子だって!」
というような知らせが入ることも頻繁にありました。
「え、本当!」
「わあ、神さまに感謝だわ」
「あなたも一緒に行こう、赤ちゃん抱っこしよう!」
という具合に、知らない人のうちに連れていかれたこともあります。
多くの人たちがそのお宅に集まります。
友人を通じてとはいえ、私は、初めて会った方の、生後3日とか5日くらいの小さな赤ちゃんを抱っこさせていただいたこともあります。
友人の親戚の子が生まれたというのです。
出産したばかりのお母さんとは初対面です‥‥。
私、会ったことない人とその赤ちゃんなんだけどいいの?ちょっと遠慮しなくては‥‥。と思ってとまどっていると、
「何してるの?ほら、あなたの番よ。さあ抱っこして!」
と私の友人。
良く知っている人も、その友人知人も受け入れて、赤ちゃんとお母さん、その家族とともに、多くの人たちが赤ちゃんの誕生を喜び、祝います。
小さな小さな赤ちゃんは一枚の布でくるくると巻かれていて、よく眠っていました。
日本では生まれて数日の赤ちゃんを抱っこするなんて、そんな機会はありませんでしたので、どきどきしました。
赤ちゃんを見に来ていた小さな子たちが、ぎこちない感じで抱っこをする私を、つぶらな瞳でジーッと見ていました。
「大人なのに、この人、抱っこが下手だなあ」と思ったんだろうな。
「そのうちあなたもお母さんになるんだから、今から練習だよ、練習」
「ほら抱いてごらん、こうしてごらん、そうそう。ほらできたじゃないか」
気さくなおばさん、お姉さんたちが私にそう言いました。
あまりに固くなっている私を見るに見かねて声をかけてくれたようでした。
みんなで抱っこしあって、赤ちゃんを囲んで、なんとも温かい雰囲気を感じたのを覚えています。
インドネシアの子どもたちは、物心つく頃には、妹や弟だけでなく、従妹や近所の子が生まれた直後に訪問して、抱っこして、大人と一緒に皆でお祝いします。
そうしたあたたかい雰囲気を感じて育ってきたのです。
そのような子たちが今の、そしてこれからのインドネシアという国を創っていくのでしょう。
人が生まれ、そしていくつもの経験をして、人と関わり、人を幸せにして、幸せにしてもらって、時には傷つけられ、傷つけて、悔い改めてまた前を向く。
そしていつかはお空に帰っていく。
そういう人の歩みを日常に感じ、祈り、他者を慮るコミュニティで生活する人たちは、慣習や信仰の対象が、日本人の私とは違っても、みんな穏やかでした。
あまりくよくよと悩まず、日々を楽しんでいました。
そういう人たちに出会えたことはとてもありがたいことだったと思います。
お祝いといえば、結婚式も、招待客だけではなく、招待客の家族や友人・知人もお祝いにうかがうというのが一般的でした。
招待されていなくても、お祝いに行っていいのです(笑)。
この話にも続きがあるのですが、また今度にしますね。
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