おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2025/06/24(火) 06:30 | 賛成と反対 |
反対というかやりきれなさ。
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
子育てと就労の関係について。
続きです。
テーマは「子育てと就労」。
昨日の投稿(←タップで開く)を、ぜひ先にお読みください。
とりあえず再度、私が考えていることを短くまとめますね。
↓
●親子が一緒にいられる社会にしたい
●親がそれを望むのにお金の問題で実現できないなら政府のせい
●親が望まない場合も「長時間預けられるようにする」は最善ではない
●「一緒にいるのが楽しい」になるよう、関係者全員が死に物狂いになれ
このことに関連し、昨日の最後に引用したのが以下のポスト。
3人を子育て中で、たまにライターの仕事もしている女性の発言です。
↓
(原文ママ、改行あり、以下同)
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最近よく見かける論調として
「母親も甘えずに働くべき。でも子育ても大切ってわかってるから、障害とか特別な世話のいる子供がいる世帯には支援あってもいい」
があるんだけど、
子供って障害とか不登校とか名前をつけられる状態までではなくても仕事を控えて側にいたほうがいい時期ってあるよね
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「親子が一緒に過ごすべき時期が、人間にはあるよね」という内容。
これを受け…
真逆です(過去投稿)にも登場した黒川駿哉さんはこう書いています。
↓
(タップで元ポストへ)
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「子どもの状況に応じて仕事を控えて側にいたほうがいい」
という当たり前のことを、本当は声を大にして発信したい。
悪いのはそれを許さない社会のせいなのに、親御さんが自分を責めるかもしれないからと、ためらってしまう自分が嫌い。
この社会の現状維持への加担。
結果的に不利益を被るのは子ども。
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児童精神科医である黒川氏は、以前にもこう主張しています。
↓
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両親共働きや長時間保育は「結局は経済界の圧力」であり、「子どもにかこつけてお友達企業が儲かる支援」である。
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立場ある医師として実名でこれを話すのは勇気のいることです。拍手。
女性の企業労働=すばらしい
そのための長時間保育=しかたない
ということにして自分の利益を守りたいのですからね。
国民に社会保険料を支払わせたい政治家と、安い労働力がほしい大企業は。
元のポストや黒川先生の発信には賛成意見が多く寄せられています。
例えばこれ。
↓
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これは保育士にも本当は言ってもらいたい
保護者の利益の上に子どもの利益があり、それを優先できない
やっぱり保護者の利益を優先させる事が現状では子どもの最善の利益になってしまうこの矛盾というか言い表せないモヤモヤに耐えられなくなった
なぜこの社会は子どもの心を最優先にできないの?
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単純な賛同というより、このままでは社会がマズい方向に行ってしまう、、という危惧もありますね。
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学習塾で働いてたけど中学生のみならず高校生までも「ねえ!聞いてよ!」という感情爆発を見てきた
本来であれば親が聞くべき内容の話だけど共働きで親が家にいないからコミュニケーション取れてないんだな……って
母も働き父は夜遅く子供は遅くまで塾に
高校生で大きくても内に溜め込んでる子が多い
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身近な養育者に気持ちを受け取ってもらうという日常を、やはり幼児期に積み重ねるのがいいのだと思います。
次に、対立する立場からも、この問題を眺めてみましょう。
黒川氏のポストにはネガティブなリプライもたくさんついているのです。
「対立」とは言いましたが、「長時間保育に大賛成!」という主張はほぼありません。
「わかっちゃいるけど、でもさ…」という、複雑で苦しい状況を訴える内容が多いです。
3つ紹介しますね。
↓
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それはその通りなのですが.
この先生のお子さんが,仮に不登校になった場合,先生は外来を閉じて入院患者を受け持たず,収入とキャリアを失って,先の見えない数年の不登校に付き添うのだろうか.
母親の仕事を下に見て「子どものために仕事を控えなさい」という社会的圧力を増悪させていないだろうか
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それを絶対にやらない人がこれ言うのグロい。
人に言うのは簡単だよなー
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確かに母親が父親がってこの人は書いてないんだけど、やっぱり男性に言われると反感買うのはわかる。正しいことでも
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まず立場をはっきりさせます。
3つのポストに、私は共感します。
批判を恐れず単純化すると、上記3つは
「女性に子育てを押しつけないで」
「男性が子育てを担えばいいでしょ」
という要求。
その点に、私は文句などありませんし、そうできる家庭はそうすればいい、とすら思います。
おにわ通信でも何度か話しましたね。
では、「子育てと就労」の話はどこに行き着くのか?
おにわ通信としての答えは何か?
今回は長くなりましたので、次回まとめましょう。
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