おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2025/02/14(金) 06:30 | 感情ラベリング |
「親の皮を着る」という治療法など。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
誕生会+人形劇
2/14(金)9:30~
時間になりましたら2階ホールにお集まりください
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
いつの時代も子育ての重要テーマである「代弁」。
子供に対してはもちろん、大人同士の関係でも大切な考え方だと思います。
ちょっと落ち込んでいる時など、きっと嬉しいはずですから。
信頼できる人に「きっと~~で疲れてるんじゃない?」と気づかってもらえたら。
園だより2月号に「行動の意味づけ」というフレーズが登場します。
お読みになったでしょうか。
心理学でいう「感情ラベリング」とほとんど同じものですね。
お気づきの方もいると思いますが、この「行動の意味づけ」は「代弁」より次元が上。
代弁は「相手が言い出せずにいる考え・感情を代わりに言語化する」ことであるのに対し、
行動の意味づけは「相手がイメージできていない感覚を言葉にすること」だからです。
幼児に対しては、代弁でなく行動の意味づけがベター。
大人と違って、幼児は認知能力が未成熟であるため、代弁しようにも思考・感情が形になっていません。
行動の意味づけを、大人が主体的に実行する必要があるのです。
おにわ通信でもいい子にしてなきゃな(過去投稿)で話しましたね。
「代弁」でなく「創造(creation)」を、というふうに。
私の好きな発達心理学者である森口佑介先生は
「大人が子供と一緒になって脳(前頭前野)を使う感じ」
のように言っていたと記憶していますが…
この感覚こそ、「行動の意味づけ」の中核となるもの。
私の勤務する園でスタッフ全員が口癖のように唱える
「大人が子供に乗り移る(憑依する)ようにして保育しよう」
という考え方と同じです。
「一心同体」ですね。
話があちこち行きますが…
心理療法の一部で使われる、
「あなたの親の気持ちを理解するため、親の背中から中に入り込み、服を着るかのように親になってみましょう」
と促す手法と、奇しくも似ています。
子供の小さいうちに「一心同体」の生活を重ねておけば、その子は大人になってから「親の皮を着て気持ちを想像してみる」なんてことをしなくても済むのでしょう。
そんな感覚で「行動の意味づけ」を取り入れてみましょう。
いいことありますよ、ゼッタイ。
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