おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/06/13(木) 06:30 | よっ!校長先生! |
いいこと言いますね!
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
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◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
「自己効力感」は、おにわ通信でしょっちゅう扱うテーマ。
最近だとミシン少女(バックナンバー)という投稿で詳しく話しました。
「自己効力感」は有能感とか有用感とか、英語でコンピテンスとか、さまざまに呼ばれます。
言葉の意味を簡単にまとめると「社会的な繋がりへと試行錯誤しながら向かい続ける力」でしょう。
これも先ほど紹介した過去の投稿でお話したと思います。
自己効力感は小学生の時期の心理発達の中心になるもの。
そして人生全体でもめちゃくちゃ重要な考え方です。
今までの説明では全然足りないのですが、詳しく書く時間がなく、悶々としています。
そんな折、私の子「K」(10歳)が持ち帰った学校だよりの内容が自己効力感に関するものでした。
校長先生による文章です。
紹介させてください。
↓
(一部引用、原文ママ)
_________________
「自己有用感」とは、自分がだれかの役に立っている、貢献しているなど、自分が有用であると思える感情をいいます。
だれかに必要とされた、人に喜んでもらえたなど、他人の存在なしでは生まれない感情であります。
「自己有用感」や「自己肯定感」を学校の中で育んでいくためには、学級の中で、一人一人がそれぞれ、みんなから認められる存在となるように、例えば係や当番で一人一人が役に立つように達成感や充実感を持たせるような学級経営を進めていきます。
また、自分自身に自信を持つことができるように、得意なことをさらに伸ばし、不得意なことを少しでも上手になるように励まし支援していきます。
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特に前半、自己効力感(自己有用感)の説明に関して補足します。
校長先生の考えでは「誰かの役に立つ」ことが強調されていますね。
他人の存在があって初めて生まれる感情が自己有用感だと。
これは私も同意見です。
実際、先ほども定義に「社会的な繋がり」という言葉を使いました。
社会の中で共に生活する誰かのために力を発揮することが自己効力感の欠かせない要素です。
校長先生の考えにプラスすることがあるとしたら?
自己効力感の本質は「誰かの役に立つ」だけではないことでしょう。
同等以上に重要なのは、自己効力感が「自分の意志」から始まっていなければならない点です。
「誰かの意志」で動かされて「誰かの役に立つ」ではダメなのです。
繰り返しお見せすることになりますが
↓
(自己効力感を図式化したもの)
自分(橙○)
心の力(橙⇒)
社会的役割(赤●)
「心の力(橙⇒)=自己効力感」が自分(橙○)から出ていますね。
つまり?
自己効力感の本質は「誰かの役に立つ」ことだけでなく、自分の「意志」があること。
「やらされている」とか「相手が不機嫌になるとイヤだ」などの動機で行動しても、自己効力感は伸びません。
つまり生きる力にはなりません。
そしてその「意志」は幼児期にこそ伸びる力で…
という話は、それこそおにわ通信で繰り返しまくっているので、今日はやめときましょう。
今回はある小学校の校長先生の言葉をご紹介しました。
いかがでしたか?
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