おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/02/09(金) 06:30 | 【続き】基礎中の基礎【写真×5】 |
土台中の土台。
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
続きです。
「受取力(うけとりりょく)」が不足していると何が起こるか?
考えてみていただけましたか?
昨日の説明を持ち出すと、
______________
受取力=好意を正しく感じる力
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です。
反対に、受取力が弱いと悪意を過剰に感じるパーソナリティになりがち。
受取力が育っていない人達の関係性では、例えば…
隣に座るよう誘われても「イヤだ」という反応を示すでしょうし、そもそも充実した遊びへと誰かを誘うこともないでしょう。
一緒に遊ぶにしても「ふざける」だけになりがちです。
私達はそれを「遊ぶ」とは呼びませんが。
受取力は心の発達の基礎中の基礎。
この力を足がかりに「保ち手放す力」「目的に向かう力」(※)が育ちます。
※例えば心の感受性期(←バックナンバー)参照
この後、TくんRくんの遊びは「ストーブで料理を作る」に移っていったようです。
Tくんがおじいちゃん・おばあちゃんのおうちでストーブ調理を体験してきたようす。
生活体験が遊びを豊かにするんだなぁ、と改めて考えさせられました。
担任保育者は子供の興味が広がり深まるよう適切に援助していきます。
ここでも「受取力」が重要なのは言うまでもありませんね。
子供がより充実できるよう、先生は一緒に身体・頭を使います。
例えば…
料理が楽しくなるように「○○も焼いたらおいしいわね!」と言うとしますよね。
受取力が高まっていれば「そうだね!」と好意を受け取るでしょう。
「お醤油つけて食べよう!」と考えが広がるきっかけにもなります。
遊びはどんどん充実するでしょう。
受取力が低い場合は?
先生「○○焼いたらおいしそう!」
子供「僕/私は○○嫌い」
と、受け取らないかもしれません。
こうなると遊びは深まるきっかけを得られず、あっというまに収束したり、ふざける方向に転がってしまったり。
やはり受取力は幼児の生活のカギ。
0~6歳でうんと伸ばす必要があります。
(話が複雑にならないよう「例外」の話は掘り下げませんでした。
例えば子供自身に深い考えや特別な興味があるために提案を断る場合など)
ということで…
子供の【心】についての大切な話を2日間に渡ってお送りしました。
風格あるタイトルをつけるなら
________________
保育における受取力の表れと重要性
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という感じでしょうか?
親子の嬉しい生活に役立てていただけたら幸甚です。
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