おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/01/25(水) 06:30 | 心の感受性期 |
まずは「心って何?」を説明。
●●●●●●おしらせ●●●●●●
森口祐介『子どもの発達格差』
おにわ通信で口を酸っぱくして言っている「目的に向かう力」の解説本。
目的に向かう力がある=幸せな人生
ということがよくわかる内容です。
●●●●おしらせここまで●●●●
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
昨日はこんな話をしました。
↓
・視力獲得には感受性期がある
・=適切な時期に適切な刺激が必要
・人間の【心】にも感受性期
覚えていますか?
こんな図もお見せしましたね。
↓
感受性期があるとはいえ、心が育つメカニズムは視力より複雑です。
○歳の時期を逃したからといって完全に身につかないものでもありません。
「もうダメだ」と諦めたり落ち込んだりすることはないんです。
とはいえ【身につきやすい時期】があることも確か。
心のどの部分がいつ(何歳で)感受性期を迎えるのか見ていきましょう。
とてもたっぷりした内容なのでゆっくり話していきますが、まずは
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○歳でこんな心の力が育つ
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というリストを作ってみましょう。
こうなります。
↓
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0~1歳:受け取る力
1~3歳:保ち、手放す力
3~6歳:目的に向かう力
6歳~思春期前:社会に向かう力
思春期:自分になる力
結婚生活期:混ざる力
子育て期:育てる力
老年期:まとめる力
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全部説明するには、おにわ通信20回分くらいになるかもしれません。
なるべくあっさり進めますね。
最初に話すのは「心って何?」です。
本当は「0~1歳の特徴は…」と始めたいのですが、言葉の意味は重要。
これをはっきりさせないと「わかったようでわからない」となるので。
では、心とは何か?
一般に、以下の分類が有名ですね。
↓
頭=理性
心=感情
または
頭=「~すべき」
心=「~したい」
OECDという世界的な政策提言機関では心を「性格スキル」と呼ぶことも。
私はこのような分け方をつけ足すといいと思っています。
↓
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頭の力=数値化しやすい脳の使い方
心の力=数値化しづらい脳の使い方
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・漢字をたくさん覚える
・数字の計算が早くなる
などは数字で測れるので「頭」。
・悲しむ友達に対する共感
・消防士ごっこをする意欲
などは数字にできないので「心」。
数字で表せないため、心が育っているか判断するのは難しいもの。
私が心について話すのはこのためです。
つまり、育っているかどうかを誰でも理解できるようにしたいのです。
心の「見える化」ですね。
話を戻すと、人間の心には感受性期があるのでした。
「○歳くらいで~~のような心が育ちやすい」というイメージです。
具体的には、先ほどまとめた「受け取る力」「保ち、手放す力」など。
共感・意欲など、たくさんの種類があるように思える「心」は、
究極的には「受け取る力」など数種類にまとめることが可能です。
そしてそれらは、人間の発達に伴って身についていくわけですね。
※生まれつきの性質も関係している
さて、
・心は性格と呼ばれることもある
・心は数字にできない
・しかし育てることができる
・実は数種類にまとめられる
など理解していただけたでしょうか。
次回から、年齢ごとに伸びる心の特徴をお伝えしていきたいと思います。
読んでいただくと、普段の生活にプラスの影響があると思いますよ!
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