おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2022/05/11(水) 06:30 | 【写真×4】幼児期に欠かせないもの |
保育解説の続きです。
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
こんな感じで、少しだけ保育を解説したのですが、
↓
https://oniwa-ty.com/bkn371656/oniwa/336
(おにわ通信バックナンバー)
今日は、その続きを。
3歳児Kくんはお面の目をくり抜くことにしました。
(担任とやりとりしながら進める)
この時、Kくんの気持ちはすでに「目的」を感じています。
「かっこいいお面にする!」と。
おにわ通信でも耳タコで繰り返していることですが、
3~6歳(=幼児期)の心は「目的へ向かう」ことを求めています。
かっこいいお面!とか。
○○ちゃんとお店ごっこ!とか。
捕まえた虫に素敵なベッドを!とか、
その虫を図鑑で調べてみたい!とか。
もっと大がかりになると、
部屋を動物園にしたい!とか。
何でもいいのですが、幼児は「目的へ向かいたい」んです。
(脇目もふらずお面を作る)
また、そういった生活を繰り返すことが、心の発達には不可欠。
身体や頭と同じように、心も【繰り返し】で伸びるからです。
(園庭が賑やかでも集中が途切れない)
「目的へ向かう」生活は、実はけっこう難しいです。
大人の適切な関わりがないと、まず無理でしょう。
※独力で遊びきれるようになるのは年長(5歳児)の後半とも。
「目的に向かう」力を援助すること。
保育者の仕事は、すべてここに集約されます。
そのためなら「提案をひっこめる」こともいといません。
Kくんがより前向きになれるといい、という願いを込めて
テラス(廊下)にテーブルを用意したりもしましたが、
Kくんは勝手知ったるいつものテーブルへ向かいました。
「せっかく出したのだからここで描きなさい」は悪手。
Kくんは「かっこいいお面!」に向かっているのですから
この勢いを削ぐようなことは避けなければいけません。
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保育者の仕事は10個のレシピのうち3つだけ使うようなもの
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という考え方はけっこう有名。
提案は、あくまで子供を伸ばすためのものですから、
子供の「こうしたい!」を優先させるべきなんですよね。
※もちろん、ただ「甘やかす」となると話が違います。
3歳児の保育でも、担任は「目的へ向かう」ことを意識します。
Kくんの「目的」は、どうなっていくのでしょうか?
金曜日のおにわ通信でもう少し掘り下げてみますね。
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おはな先生(園長)が書いてます。
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