おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
---|---|
2023/05/01(月) 06:30 | 生き直し |
幼児期の不足を取り戻す?
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
【5月のおにわカフェ】
5/8(月) 9:30
連休明けオープン
5/11(木) 9:30
ミニフリマ
5/16(火) 9:30-11:00
保育見学会準備講座
5/17(水) 9:30-11:00
保育見学会
(現在8組が予約)
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
以前、この動画の
↓
終盤で、ほんの少しだけですが、心理療法について触れました。
「希望」と「意志」の問題に苦しんでいるなら、場合によっては心理療法を利用してもいいと思う、
そういう結論でしたね。
個人の感想ですが、心理療法はある意味で「生き直し」です。
________________
幼少期に得られなかった経験を、専門家の助けを借りて経験し直すのが心理療法である
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
といった意味。
「それが心理療法のすべてだ」とは言いませんが、特徴をとらえているのは確かでしょう
例えば、ツイッターでも活動している臨床心理士のsimplemindさんの発信をご覧ください。
↓
(文章を補足+書き起こし)
________________
(対人支援の初学者がよく誤解するのですが、)
「一つ質問すれば、支援者が期待する充分量の回答が相手から返ってくるものだ」と思い込みがちです。
しかし実際は違います。
質問によって小さい反応を引き出し、基本的面接技法によって反応を大きく育てていく必要があります。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ポイントは「反応を育てていく」という部分。
共同作業なんですよ、心理療法。
・与えておしまい
・押し付けるだけ
↑
ではないんです。
おにわ通信でいうところの「相互主体性」によって治療が進んでいくということですね。
親子、あるいは園の先生と子供の関係にそっくりだと思いませんか?
園の先生も「一つの関わりで子供の充分な行動を引き起こせる」なんて思っていません。
遊びの充実に向かって、子供と一緒にあれこれ試しながら試行錯誤するのが園の日常です。
働きかけによって反応を育てる、という表現がとてもフィットします。
では、そんな生活が不十分なまま幼児期が終わってしまった場合…
どうなるでしょうね?
幼児期に【足りなかった】経験を、大人になってから【取り戻す】関わりが心理療法。
その意味がわかっていただけるのではないかと思います。
それなら幼児期のうちにその経験を重ねられるといい。
高階幼稚園では普段そんなことを考えていたりもします。
______________
◆注目されている投稿
バックナンバーへのリンクです。
↓
「褒める」と「叱る」の違い
https://oniwa-ty.com/bkn371656/oniwa/370
「褒める」と「おだてる」の違い
https://oniwa-ty.com/bkn371656/oniwa2/68
&
https://oniwa-ty.com/bkn371656/oniwa2/69
◆ご感想はこちらへ
(励みになります!お叱りもOK)
↓
https://forms.gle/yxvCewuS1PbrBRC2A
(ご意見フォーム)
◆おにわ通信の解除
(再登録はできません)
↓
https://twelfth-ex.com/dm/371656/6/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄