おにわ通信 バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2026/10/05(月) 06:30 | 幼稚園で働きたい人 |

の見学を受け入れた話。
◇◆◇◆◇おしらせ◇◆◇◆
10/10(土)運動会、開催!
在園・卒園児以外で参加できるのは
おにわカフェメンバーのみです
参加希望は専用LINEでどうぞ
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆

おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
※今回の内容をnoteで読む(←タップ)
9月後半から10月1週目にかけて、私の勤務・経営する幼稚園に就職を視野に入れた見学の申し入れが3件ありました。
見学の申し込みは、いつでも不定期的にありますが、2週間で3名はかなり速いペース。
それだけに、興味深い話をたくさん聞くことができました。
個人情報に関わる部分を改変しつつ、要点を共有しますね。
求職者として職場見学を進めている人には、特に参考になると思います。
我が子の入園先を探している人も読んでおくといいかも。
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Aさん(学生)
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保育者養成校(4年制大学)に在学中の方です。
Aさんご本人についても、勉強熱心であるとか、どんな保育を志しているとか、紹介したいことがいくつもありますが、恐縮ながら置いておきます。
おにわ通信として注目すべきは、Aさんの所属するゼミの先生の言葉でしょう。
その先生は、当園について、Aさんに次のように語ったのだそうです。
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今はすっかり数が減ってしまったけれど、本当に「子どものため」を考えて保育が実践されている。
便利さや大人の都合に振り回されることなく園が運営されていて、ここで働くことはあなた(Aさん)の力になると思う。
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単純にありがたい気持ちを超え、社会の偏り是正するための貴重な考え方であると感じます。
この先生の見立てどおり、私の園は「便利さや大人の都合」を、ほとんど気にかけていません。
配慮していないというより、意図的に優先順位を下げています。
では、代わりに何を優先しているか?というと、それは「子ども」。
子ども、特に幼児は、自分の気持ちを認知できていなかったり、そもそも、自分の気持ちがビルドアップされていなかったりします。
こういった心理発達の状況を踏まえると、大人の手が不可欠。
一緒にいる時間を増やさざるをえないのですが…、
日本の「子育て支援」は、全体として見ると「子どもをできる限り長い時間預かること」、つまり「就労支援」が軸。
その時流に逆らい、というか、子どものウェルビーイングを最優先事項として、当園は本当の意味での「子育て支援」をしたいと願い、各ご家庭と連携するよう努めています。
その姿勢が、保育研究者の目にも理想的に映ったのでしょうね。
このような感性・知識をもった先生に教わることができるのは、Aさんにとっていいことだと思います。
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Bさん(卒業後1年目)
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Bさんに関して何より印象的だったのは、保育者になろうと考えた動機です。
Bさんは川越生まれ・川越育ちで、市内の私立幼稚園に通っていたそう。
その園での生活経験が仕事選びに影響しているといいます。
とはいえ、心温まる話ではありません。
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幼稚園生活がつまらなかったんです。
つまらないというより、イヤでした。
大人の決めたことに従わされ、自分の気持ちが大切にされないのがつらかったんです。
だから、自分と同じようにイヤな経験をする人を一人でも減らしたくて保育の仕事を志すようになりました。
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いわゆる「一斉保育」の幼稚園だったのですね。
この保育法は、何割かの幼児にとっては心を傷つけられる経験になります。
特に、何かしらの評価を伴う場合は、人生を破壊しかねません。
Bさんはまさに、大人の計画を押しつけられ、困難な幼児期を送ることになってしまったわけです。
当園の見学前、Bさんはすでに5~6園を訪れていましたが、「ここで働きたい」と思える園には出会えていませんでした。
「一斉保育」が一般的になってしまっているからでしょう。
彼が自分の保育観を磨き、理想の保育を実現していけることを願います。
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Cさん(数年ぶりの保育職)
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3人目は、九州で保育の仕事をしていたCさん。
最初に就職したのは2010年より前といっていたかな、確か。
今は小学生のお子さんがいらっしゃいます。
結婚で埼玉に移り住み、いくつかの園で働きました。
いわゆる正規雇用で働いたこともあれば、パートタイム保育士も経験。
しかし、1か所で長く勤めたことはないのだそう。
深くは尋ねませんでしたが、本当に子どものためになる保育を探し求めた結果、長く居続けたい場所に出会えなかったのだとか。
Cさんはいいます。
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特にここ数年は、「子ども本位で保育している園は存在しないのかもしれない」という思いから、保育の仕事を離れていました。
でも、やっぱりも保育の仕事をあきらめきれず、いくつもの園のホームページを探して、高階幼稚園を見つけたんです。「ここしかない!」と感じて見学を申し込みました。
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私の案内で1時間あまり保育を見学した後、大変感動していたようすが印象に残っています。
求職中の方が保育を見学するのを案内していて、改めて考えたことがあります。
子どもが真に満足できる園でないと、働く大人も心を病むということです。
まともな人であればあるほど。
そして、子どもの満足は、遊び方を指示されたり、反対に放っておかれたりすることでは実現しません。
内的動機を一心同体で形にする生活を繰り返すしかないのです。いうほど簡単ではないのですけど。
幼児期を生きる子どもと、幼児期に関わる大人が、ともに嬉しい気持ちで生活できますように。
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