おにわ通信 バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2026/09/28(月) 06:30 | 非認知能力とは何だったのか |

長くてゴメン。
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
※今回の内容をnoteで読む(←タップ)
15年ぶりくらい?にスターバックスで書く作業をしました。
とても捗りました。
5,000文字を超えてしまったので、ゆっくり読むと15分かかるかもしれませんが、ぜひ読破してほしい。
大切な内容なので。
長すぎて厳しいか。
ごめんなさい。
私ね、激しい危機感があるんです。
多くの人が「非認知能力」を甘く見ていることへの危機感です。
もっというと、「非認知能力」の中身・必要性・伸ばし方のツボを誤解している人を心配しています。
巨大な利益を取りこぼしてしまうんじゃないかって。
これから話すことに気づいているかどうかで、AI時代の人生の充実度が天と地ほど変わってくるでしょう。
私が幼稚園を経営してる理由の一つがこれ。
「非認知能力」を考える上での最重要キーワードは「幼児期」なのです。
そこに貢献したいのです。
ということで今回は、AI時代に必須である「非認知能力」の内容や必要性、背景にある考え方などについて、「幼児期」というフィルターを通して注目します。
いきなり補足から始めるのも気が引けるのですが…
実は「非認知能力」はオワコンです。
正確には、非認知能力という言葉の流行は終わりつつあります。
もっと適したフレーズがいくつも存在するからです。
私も当初から違和感を抱いていました。要領を得ないからです。
非認知能力って「認知能力ではない(=非)力のことだよ」という意味ですよね。
「じゃあ何?」って思うじゃないですか。
妻(あるいは夫)に「何食べたい?」と尋ねて「カレーじゃないもの」と返ってきたらどう感じますか?
イヤでしょ。
「じゃあ何を食べたいの?」って話で。
「心」の専門家たちも、論理性が重視される論文・論考では非認知能力という呼び方を避ける傾向があるようです。
非認知能力を理解し、ましてや伸ばす方法を考えるとなれば、逆説的でない定義が不可欠。
そんな思いから、非認知能力の言い換え表現をまとめたこともありました。
参照:「心」を9つに言い換えてみた(過去note)
そこで、私は「目的力」という言い方を推しています。
エリクソンのライフサイクル・モデルにある「Purpose」という概念をヒントに、私が勝手に創ったもので、「目的に向かう力」の省略形です。
大まかな意味は「意欲的に、工夫し、あきらめず、協調して目的を達成し続ける力」で、後半の「し続ける」がめちゃくちゃ重要なのですが、長くなると読まれないので、この話はここまで。
非認知能力のオワコンぶりと、より適切な言い回しをする重要性を共有できたと思います。
とはいえ、私の造語を登場させても読み手は「?」と感じるばかりだし、他の名称も一般には広まっていないので、しかたなく「非認知能力」と呼ぶ機会も、実はけっこうあるんですけどね。
ごちゃごちゃ前置きしましたが、それくらい大切な内容なのです。
どうぞお汲み取りくださいませ。 前置き終わり。
では、いよいよ定義しましょう。
本当は「目的力」と呼びたいところですが、先ほど話した事情により、ここでは「非認知能力」と書きます。
非認知能力とは何か?有名な説明を3つ紹介しましょう。
①目標の達成:忍耐力・自己抑制・目標への情熱
②他者との協働:社交性・敬意・思いやり
③情動の制御:自尊心・楽観性・自信
↑
OECD(2015など)
「自分と他者・集団との関係に関する社会的適応」及び「心身の健康・成長」につながる行動や態度、そしてまた、それらを可能ならしめる心理的特質
↑
国立教育政策研究所(2017)
①自分の目標を目指して粘り強く取り組む力
②そのためにやり方を調整し、工夫する力
③友達と同じ目標に向けて協力し合う力
↑
文部科学省中央教育審議会
どうしたって私の「意欲的に、工夫し、あきらめず、協調して目的を達成し続ける力」という説明がベスト(ツッコミ待ちです)、という点は脇に置くとして…
どの説明にも自信や根気、他者との関係、といった要素が含まれていますね。
そういうことです。
非認知能力という名称の生みの親であるヘックマン(※)は、非認知能力を
「IQなどの認知能力以上に重要な役割を果たす意欲、忍耐力、自制心、協調性などの特性」
と説明しています。
※アメリカの労働経済学者。データの偏りを修正する方法を確立した業績でノーベル賞を獲得
ちなみに、OECDの研究を受け、PISA(国際的な学習到達度に関する調査)にも非認知能力の考え方が反映されました。
具体的には「教科横断的スキル」のテストとアンケート調査が追加されたのですって。
別の側面からも考えましょう。
非認知能力には測定が難しいという特徴があります。
測りづらい理由は簡単。
数値化できない(数値化が超ムズい)ことです。
数字に換算できないと何がマズいのでしょう?
まず…
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