おにわ通信 バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2026/03/26(木) 06:30 | 0歳は一人でミルクを飲めない |

だとしたら。
◇◆◇◆◇おしらせ◇◆◇◆
4月からおにわ通信の配信スケジュールが変わります。
追ってご連絡します。
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆

おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
※今回の内容をnoteで読む(←タップ)
(noteでは画像もあります)
「お勉強」っぽくなってしまった過去2回分の投稿ですが、まとめると簡単です。
●心って、土台が大切だよ
●未来を感じつつ「今」に集中
というだけの内容ですから。
J-POPの歌詞みたい。
これを踏まえ、8つの「心」を説明します。
今回は「乳児期」(0~1歳くらい)について。
身体が栄養と睡眠を欲するように、心も「あるもの」を求めています。
欲する・求めるという言葉では足りないかもしれない。
身体は栄養を摂らないと死にます。
同じように、心も「あるもの」を摂取しないと死ぬのです。
もちろん死ぬは比喩で、適切に機能しなくなるという感じ。
反対に、「あるもの」を十分に吸収した心は、とても活発に働きます。
子育て中の人にも、かつて子育て中だった人にも役立つ話になるといいな。
それでは、0~1歳の心を掘り下げていきましょう。
0~1歳が切望しているもの、それは「安心」。
言い換えると、「明るい見通し」を感じながら生活したいのが0~1歳。
もっと言い換えると「嬉しい気持ちでいたい」。
学術的には「基本的信頼(Basic Trust)」。
何となく伝わったでしょうか?
赤ちゃんは「安心」して、「明るい見通し」をもち、「嬉しい気持ちでいたい」のです。
1歳を過ぎる頃、いつも「そういう気持ち」でいられるようになっていると、「ああ、この子は最高の0~1歳を過ごしたのだな」と感じられます。
次に考えるべきは、「どうすればいいの?」でしょう。
赤ちゃんが独力で「安心」しようと計画していても(0歳は計画できないけど)、養育者の姿が突然に消えたらどうしようもありません。
つまり、周囲の人間、特に親の関わりが不可欠です。
心理発達の原則①(過去投稿)のごとく、心を育てるには「反復・継続・繰り返し」あるのみ。
つまり、周りの大人たちは、赤ちゃんが「安心」できるような働きかけを、毎日(毎分・毎秒)実践することになります。
細かなテクニックを説明し始めると膨大になってしまいますが、1つだけ。
「起きたとたんに喜ぶ」という、おそらくどの育児書にも載っていない技を紹介しましょう。
_________________
子:(目が覚める)
親:「おはよう○○!いいお顔で起きたね!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
柔らかい声色で、嬉しさ前回という印象で、ほっぺや身体をなでなで・すりすりしながら行うと効果絶大。
そしてもっと大切なのが、繰り返すように「反復」です。
つまり、これを欠かさず毎朝(昼寝の後も)するのです。
生活全般、このような関係性でいられると、「安心」がそれはもう急成長します。
心理発達の原則②(過去投稿)でも大切なことを伝えています。
それは「一緒に」すること。
まさに「授乳」のイメージ。
赤ちゃんの食事といえば母乳・ミルクですが、あれって、一人では飲めないですよね。
そう、共同作業なのです。
分泌(調理)に始まり、飲む姿勢を保つのも、ペース配分も、適正な量をコントロールすることも、赤ちゃん一人ではできませんものね。
それと同じことを、心に関してもするのが本来。
「安心」のための行動を「一緒に」するということ。
子どもがおいしいものを食べたら「おいしいね!」と一緒に喜ぶ。
子どもが金魚に驚いたら「びっくりしたねぇ」と一緒に驚く。
遊びが広がらず退屈しそうなら「うーん、困ったなぁ」と、一緒に困り、かつちょうどいい展開を一緒に創造していく。
「一緒に」も、細かなシチュエーションを論じ始めると止まらなくなってしまいます。
生活全体を通して、さまざまなことを「一緒に」するのが、「安心」という心を発達させるコツです。
発達心理学者の篠原郁子(立命館大)や、同じく発達心理学者の森口佑介(京都大)らは、これを「前頭前野を一緒に使う感覚」のように表現しました。
私の恩師は「憑依するように保育する」と言っていたっけ。
後日きっと話そうと思いますが、小さい子どもに対する関わり方の原則は、その後の時期にも有効、どころか必須なのですよ。
ちょっと蛇足。
詳しくありませんが、「インナーチャイルド」系の本では、「自分の親を許す方法」などとして、「親の皮を着るイメージで親になりきってみる」ことが紹介されていたりしますね。
あれ、まさに「憑依」をあべこべにしているのですけれど、わかりますかね、この感覚。
自分には適用されなかった「関わり方の原則」の逆説的な再演(リエナクトメント)だろう、と私は考えています。
ちょっと広げ過ぎましたね。
日常的な共同生活(反復&一緒に)が超重要、ということが伝われば何よりです。
「安心」という心を育てるにあたっては、大人の存在が欠かせません。
人間は集団の中でしか生きられない、という真理は、0~1歳にとってはことさらに真理なのです。
実は(というか体感的には誰でも知っていることですが)、意味ある「集団」は心理発達の段階によって異なります。
例えば「友達」ひとつとっても、成人と中高生と幼児とでは、その重みがまるで違うでしょう。
成人にとっては「忙しくて年に1度くらいしか会えない存在」。
中高生は「親友と1週間も会えないなんて、気がおかしくなってしまう」というかもしれない。
3歳児は?「お友だち大好き!」だけれど、次の日には朝から別の人と遊んでいたりしますね。
では、0~1歳にとっての、しかも心理発達上致命的に大切な集団とは?
2,300字を超えてしまったので、続きは次回。
(いつも校正するヒマなく、読みづらい箇所あれば申し訳ありません)
※noteでもう一度読む(←タップ)
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