おにわ通信 バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2026/02/02(月) 06:30 | バリキャリの影 |

経済的従属と途中下車と。
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
原文→https://note.com/oniwa_message/n/nb922966249f2
(note)
炎上が確定しているテーマの一つ、
【女性の働き方・生き方】。
「保活+バリキャリ維持」を選んでも、「退職し、専業主婦として子育てに専念」へ舵を切っても、賛同と批判が巻き起こります。
「フルタイム勤務を断念して子育て」プランには、多くの場合、「子の年齢・状況に合わせてパートタイム勤務」というオプションがセット。
「キャリア派」・「子育て派」間では論争が絶えません。どこかで誰かが、いっつもケンカしてます。
とはいえ、実際には、サイレントマジョリティーは「どっちでもいいんじゃない?」なのでしょう。
不全感のある人が罵り合っているだけ、と予想しますが、どうなのでしょう。

共働き等世帯数の年次推移(厚労省)
ちなみに、よく知られた事実として、「専業主婦世帯」と「共働き世帯」の数は1990年代半ばに逆転しました。
このデータが示すのは、しかし、「共働きが有利」という現実であって「共働きが正しい」ではないことに注意が必要です。
「女性の働き方・生き方」としてどちらが望ましいか?の議論は、つまり、「どちらが正しいか」でなく「どちらが自分に有利か」を双方がそれぞれの立場で主張しているに過ぎません。
どちらも「自分にとってはこう」といい合っているだけで、水掛け論にもなっていないのですよね。
ディベートの勢いとしては、数を反映してか共働き世帯(≒キャリア派)を支持する声が上回っているように、私の目には映ります。
その訴えは、おおむね次のようなもの。
・女性も経済的に独立する必要がある
・キャリアの途絶は社会的な死を招く
・「母」が生物学的母である必要はない
それぞれ語り尽くされている論点です。
あまり踏み込みません。
それでも、後の展開に繋げるため、少し触れますね。
●バリキャリ推進の背景:経済的自立
「保活+バリキャリ」に積極的な人は、私の見る範囲では、女性の経済的自立を目標に掲げることが多いです。
別の面からいえば、夫への経済的従属への忌避感を強くもっています。
「男は外、女は家」という古い価値観を否定したいというより、差し迫った状況、例えば夫からの経済的DVを予期して稼げるようになっておきたい、というケースが多い印象。
●バリキャリ推進の背景:途中下車=死?
キャリアが途切れると巻き返せない、という状況は確かに存在します。
新卒一括採用が根づいていて、しかも「技能」より「世間」が優先される風土では、「いくらかの技術を身につけた中途採用の35歳」より「何もできないが何色にも染められる新卒」が採用されがち。
データを引くまでもありませんね。いったん職を離れると復帰は難しいのです。
この点だけ考えても「保活+バリキャリ」が好まれるのは自然です。
●バリキャリ推進の課題:誰が「母」になるの?問題
「バリキャリ」を目指す親が必ず突き当たる壁は「保活」ですね。
私はこの問題を「誰が『母』になるの?問題」と読み替えています。
ここでいう「母」は、あえてくだけた表現をすると「その子にとって、いつでもどこでも世界で一番の味方でいられる人」。
法律上は「第一義的養育者」のように呼ばれるようです。
cf. 教育基本法
1歳児の覚醒時間は、長くても13時間。
フルタイムで賃金労働をしていたら、子どもと過ごす時間は「食事、風呂、以上」となりがちです。
食事と風呂の間だけしか一緒にいられない人を「第一義的養育者」と呼ぶのが適切か?というと、客観的には難しい。
土日の過ごし方にも左右されますけれど。
だから、保活=「誰が『母』になるの?問題」なのです。
第一義的養育者を探すのが保活だからです。
経済的自立に対する必要感と、キャリア断絶への恐怖は、いずれも本人「だけ」の問題。
しかし、保活には子どもという他者が関わってきます。
これは、当たり前でありながら本当に大切なポイント。
そう、自分だけでは決められないのです、保活に限っては。
だからこそ高い壁なのです。
経済的従属とキャリア中断の恐怖から始まり、「誰が『母』になるの?問題」を乗り越えた(預け先が決まった)としても、そこは険しいマラソンコースのスタート地点。
これも私がいうまでもなく、子どもの熱だの園の行事だの、そして日常の家事だので、両親のどちらかが手を取られます。
もっと大切なこととして、子どもの「養育者と一緒にいたい」に寄り添わなければならない場面もあるでしょうし。
仕事+子育ての両立は、現実的に初めから破綻しています。
普通の体力ではムリ。
そこで大勢が考えるのが「子育てが落ち着いたらパート」ですね。
私はこれ、基本的に賛成です。
次回、このあたりについて話します。
「ドイツでは小さい子をもつ女性の7割近くはパートタイム勤務」という実例も紹介します。
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