おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/04/07(金) 06:30 | 主役じゃない |
脇役の美学。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
【4~5月のおにわカフェ】
4/12(水) 9:00
カフェオープン
5/11(木) 9:30
ミニフリマ
5/17(水) 9:30
保育見学会(どなたでも!)
ぜひお越しください。
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
いよいよ来週、おにわカフェが新年度オープンします。
そして、お隣の高階幼稚園も。
カフェに遊びに来てくれていた子供達のうち数名が入園します。
なんだか不思議な気持ちです。
また、とても嬉しいことです。
おにわカフェはもともと
「地域の親子が充実した時間を過ごせるように」
という思いから始まりました。
近年、「女性の働く権利を守る」という大義名分のもと、低年齢からの保育所利用が推進されています。
ある調査では
1~2歳の半数が保育所を利用。
1日の利用時間が4時間なのか、8なのか11なのか?
によって話は変わりますが…
1~2歳のうちから長時間預けられる子供の気持ちが尊重されることを願うばかりです。
どんな先生に出会えるかにもよりますが、この感覚、よくあることでしょうから。
↓
低年齢保育の「後遺症」
(一部書き起こし)
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最初は泣いていても慣れるから大丈夫。
そう考えるのは間違い。
慣れるんじゃない。
諦めるだけだ。
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おにわカフェは「親子で」生活することを応援したいと考えて作られました。
「子育てがつらい」という方もいらっしゃいますが、そこに切り込みたいんです。
多くの場合、孤独に陥るのは親子「だけ」で暮らす場合。
本来、社会はこうなっていなければなりません。
↓
以前紹介した「支援の輪」。
ソ連生まれの発達心理学者ブロンフェンブレンナーが提唱した考え方です。
正式には生態学的システム理論といいます。
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親子が生活している。
その親子をガッチリ守る環境(図でいる黄色の輪)がある。
その環境を守る仕組み(赤い輪)がシッカリ整っている。
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↑
これが社会のあるべき姿ということですね。
ブロンフェンブレンナーによれば、親と子供を引き離す政策は完全に異常なわけです。
人間の社会としてあり得ない、あってはならない形だと。
日本の政治家は、残念ながら
「税金と社会保険料を払ってくれる女性をいかに増やすか」
で頭がいっぱいのようですが。
おにわカフェは「黄色い輪になろう!」と決めています。
親子を孤独になんかさせません。
もちろん、赤い輪(行政の支援など)なしには続けられないのですが。
※あまりに資金がなく、土日などはカフェを開けられない
実際、こういった感覚の方も少なくありません。
↓
(書き起こし)
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専業主婦は社会とつながりがないとよく言われるが、私はそう思った事はなくて、子育てや地域の人とのかかわりの中で、いつも社会とのつながりを感じていた。
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「社会で子供を育てる」って、どういうことでしょうね。
親子を引き離し、見ず知らずの人に子守をさせるってこと?
違うでしょう。
親子(主役)が充実して生活できるように、「社会」が本気で支援するってことです。
名脇役として。
私達はそう信じてコーヒーを淹れ、カフェの掃除をしています。
新年度も「名脇役」としてがんばります。
たくさん遊びに来てくださいね!
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