おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2025/08/21(木) 06:30 | チャンスはチャンスか?(昔話) |
自分次第。
◇◆◇◆◇おしらせ◇◆◇◆
誕生会 9/13(土)9:30~11:00
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保育見学会 9月17日(水)9:30~11:00
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◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
うっすら覚えている昔話を1つ。
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ある小さな村を洪水が襲った。
傍を流れる川が大雨で氾濫したのだ。
ある者は命からがら小高い丘へ逃れ、ある者は無念にも流されてしまった。
屋根に登った男が、みるみる増す水かさを眺め、青い顔で祈っている。
水は男のつま先を濡らし始めた。
「ああ神よ、お助けください」。
熱心に祈ったためか、男は心が安らかになっていくのを感じた。
「大丈夫だ、神様が来てくださる」。
するとそこへ板が流れてきた。
しがみついても沈まないほどの、広くて厚い木の板だ。
しかし男は「神様が必ず助けてくれる」と、板を見送った。
板は流れていった。
水は男の膝まで来ている。
次に流れてきたのは、村近くの池で暮らす立派な鯉。
氾濫する川が、住み家の池をも巻き込んだのだろう。
人間ほど大きいのを見るに、池の主かもしれない。
鯉は男にいった。
「つかまりたまえ、運んでやろう」。
しかし男は「神様が必ず助けてくれる」と、鯉の誘いを断った。
鯉は泳いでいった。
水が男の腰を浸した。
またその次には小さなボートが近づいてきた。
隣村からの救援だろうか。
漕ぎ手は男に叫んだ。
「早く乗りなさい!」。
しかし男は「神様が必ず助けてくれる」と、ボートに乗らなかった。
他の遭難者を探すためか、ボートは離れていった。
とうとう水位は男の肩より上だ。
男は流され、溺れてしまった。
天国へいった男は神様に文句をいう。
「どうして来てくださらなかったのですか」。
神はあきれてこういった。
「3度も使いをやったではないか。板と鯉とボートの漕ぎ手だ」。
「自分の望む形でないと、お前は助けを助けと信じられないのだな」。
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