おにわ通信 バックナンバー
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2025/06/04(水) 06:30 | 復刊希望! |
◇◆◇◆◇おしらせ◇◆◇◆
おうち遊びシリーズ動画あります
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
(水曜担当:あめちょこ)
おはようございます。
あめちょこです。
福音館書店が発行する雑誌
『母の友』
が、72年経った今年の3月に休刊となりました。
いつまでお休みかわからない休刊、ということのようです。
雑誌『母の友』
絵本の定期購読をしたことがある方は、母のための雑誌ということは知っていた方も多いかもしれません。
休刊になると知るまで、私は読んだことがありませんでした。
それでも、『ぐりとぐら』は知らないという方はいないでしょう。
そのほか良く知られた絵本は、最初は『母の友』に掲載されたのがきっかけだったそうです。
その後絵本として出版されることになったとか。
今年の1月の雑誌のテーマは、「『母の友』と子どもの本の72年」ということで、絵本作家の方々が寄稿された文章が紹介されていました。
その紹介を少ししたいと思います。
『三匹のやぎのがらがらどん、ノルウェーの昔話』の翻訳、『今日はなんのひ?』の作者である
瀬田貞二(せたていじ)さん<1916-1979>
のことばから一部をご紹介。
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・・・本の働きは、テレビやラジオとちがって、静かに、くりかえして、訴え、いちばん底におちつく魅力をもたなければだめだと思うのです。
そしていまは、ことさらに、時代はさわがしくて、あらゆるものが目まぐるしいでしょう。
そのなかで、本は、しっかりとした安らぎ、精神のねばり、純粋な楽しみというものを、それらに強く対立して与えてくれ、若々しい子どもを堅実に守りぬいてくれる一つの役目さえはたすところがあると考えます。
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61年12月号「絵本のえらびかた」より
1961年の暮れに寄稿された言葉です。
当時ですら「あらゆるものが目まぐるしい」と表現されているのが印象的。
今だったらなんて表現なさるんだろう。
次に『ごろごろにゃーん』や『ぴかくん めをまわす』の絵を描かれた
長新太さん<1927‐2005>
のことばです。
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・・・大人の本だと、この絵はちょっとひどいなんて批判も出るけれど、子どもの本だと、子どもむけだからこの程度でいいだろうとか。
つくる側も「子どもに与えるために」ということをあんまり考えすぎると、いいものができないと思う。
ぼくは自分がおもしろいものができれば一番いいと思う。
自分に対して描いているということになりますね、煎じ詰めると。
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96年7月号「絵本作家訪問記」より
ずいぶん前の絵本作家さんたちのことばではありますが、本を読むとき、子どもと遊ぶとき、たまに思い出してもいいことかな、と思いました。
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