おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2025/05/26(月) 06:30 | みんなの思春期。 |
オムライス屋さんとして生きるとは。
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
ここまでの整理からさせてください。
0~1歳
↓
で目指したい心
↓
0~1歳はWillがいろいろな方向に発揮されるように
1~3歳
↓
で目指したい心
↓
1~3歳はWillが淡い方向をもつように
3~6歳
↓
で目指したい心
↓
自らのWillからスタートし、遊びの目的に向かって、工夫し、根気よく、協力して向かえるように
6歳~思春期前
↓
で目指したい心
↓
本人の目的の中に、大人の世界の構成要素が加わってくるように(例:職業が意識されるように)
それぞれの段階で、大人が子供と一心同体で環境を整えていこう
というのがここまでの話。
本50ページ分の内容を「ギュッ!」としたので、情報がたくさんこぼれてしまいましたが。
そして次です。
思春期の話。
思春期は、発達心理学の用語では「青年期(adolescence)」といいます。
図だとココですね。
↓
このあたりからは年齢で区分するのが難しくなってきます。
「人による」からです。
思春期の始まりは、早い人だと小学4年生くらい?
遅い人だと中学1~2年生でしょうか(私は2年生くらいからでした)。
思春期の終わりは、「人による」傾向がさらに強まります。
教科書的には結婚が有力な契機。
夫婦で暮らし始めるあたりで覚悟が決まり、叶わぬ夢を追う生活をおしまいにする人がいる反面…
「50歳でも青春!」みたいな人も。
そんな「人による」思春期(青年期)ですが、心理発達の特徴は「人によらない」のです。
その特徴とはコレ。
↓
おにわ通信であまり話していないはずなので、やや丁寧に解説しましょう。
オレンジの大きな丸○は本人。
これまでの心理発達図と同じですね。
次に赤丸●。
これは「目的」。
小学生の段階では「オムライス屋さんをやってみたい!」だったアレです。
小学生期でも、幼児とは違い、
「働いてくれる人に給料を払う必要があるよな」とか、
「値段を下げたいからって悪い材料を使ってはいけないな」とか、
「大人の世界の構成要素」を考え始めるのですが…
思春期には、それが明白な現実となっていきます。
実際にオムライス屋さんとして働き始める(あるいは起業する)のです。
例えば30歳になる頃には
「給与は同業他社との比較で考えることが合理的だ」とか、
「ブランド卵を使う代わりに価格設定は強気にしてみよう」とか、
「お客さんに喜んでもらうことが何より大切。そのためには…」とか、
オムライス屋であることが自分の人生の重要な側面であり、その生き方を追求することで人生に満足できると実感するようになっていきます。
小学生の時は「いつかそうなるかもしれない可能性」に過ぎなかったもの(赤丸●)が
思春期では「具体的に追い求めるべき自分の一部」になるのですね。
これを発達心理学では「アイデンティティー(自己同一性)」と呼びます。
アイデンティティーを実感し掴みとれるようになるのが思春期(青年期)の心理発達課題というわけです。
まぁ、この課題を乗り越えるのは相当に難しいのですけど。
次回に続きます。
次回は「積木」の観点から思春期の心について補足したいと思います。
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