おにわ通信 バックナンバー
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2025/05/21(水) 06:30 | 脱デジタル |
◇◆◇◆◇おしらせ◇◆◇◆
おしらせ①人形劇
5/22(木)10:30~
本日〆切です
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おしらせ②保育見学会
6/4(水)9:30~
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
(水曜担当:あめちょこ)
おはようございます。
あめちょこです。
今回は、新聞記事の紹介です。
今年の3月の記事です。
デジタル導入の「教育先進国」で成績低下や心身の不調が顕在化…フィンランド、紙の教科書復活「歓迎」
読売新聞 2025年3月18日付
世界の国々のなかで「教育先進国」として知られる北欧の国フィンランド。
すぐ頭に浮かぶ方もいらっしゃるでしょうか。
荻上直子監督の映画『かもめ食堂』の舞台もフィンランドでした。
この映画が各地の映画館で上映されていた頃、2006年頃は、フィンランドの教育に関心を持った人は多かったのではないかと思います。
フィンランドが教育先進国として注目されたのは、国際学習到達度調査(PISA)での成績優秀国として注目されたことが大きく関係しています。
読解力は、世界一位。数学的応用力、科学的応用力を図る調査においてもフィンランドは一位もしくは上位でした。
ところが2022年のPISAの結果をみると、フィンランドの読解力、数学的応用力、科学的応用力は、大幅に順位を下げてしまっている。記事はそのことを話題にしています。
どうして、首位だったフィンランドがこの20年近くの間に順位を下げていったのでしょうか?
その原因をフィンランドの教育相は、「教育は、急速なデジタル化に対応できるものではなかった」と。
フィンランドでは、デジタル教科書、教材から紙媒体の教科書に方向転換している、というのが記事の内容です。
10年前から中学校では一人1台ノートパソコンが配布され、デジタル化した教科書や教材が活用されてきたそうです。
しかし今年は紙の教科書の活用、鉛筆とペンを用いた学習を復活させているそうです。
2022年、PISAで3分野(読解力、数学的応用力、科学的応用力)とも1位だったシンガポールは、小学生にはデジタル端末を配らないことを2023年に決めたとのこと。
心身が未発達の子どもに悪影響が及ぶことを懸念したためだということもこの記事では伝えています。
PISAでかつて上位だった国や現在首位の国が、デジタル化の悪影響を認識し、「脱デジタル化」といえるような方向を目指しつつある、
ということは、日本の教育にも影響が出てくるということなのか、どうなのでしょうか。
海外の国の動向をみると、決めたら動くのが早い国と、検討に検討を重ねてゆっくり動く国と色々あるようにも感じます。
日本はどちらかというと後者ではないでしょうか。
デジタル化は便利な部分とかえって不便な部分やなんとも味気ない部分もあるし、慎重に、柔軟に対応してほしいところだなと、個人的には思います。
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