おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2025/04/09(水) 06:30 | 傍にいる、けどいない |
◇◆◇◆◇おしらせ◇◆◇◆
メンバー限定、春休みもも園庭で遊べるスペシャルデー
9(水)【本日】
を残すのみです!
9:30~13:30にどうぞ
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
(水曜担当:あめちょこ)
おはようございます。
あめちょこです。
春休み中、幼稚園でお友達とお花見をしました。
園庭のチューリップや桜も咲き始めていて、一気に春になっているのを感じました。
スズランすいせんも、最後の園芸サークルの日よりもたくさん咲いて、ムスカリも、他のお花たちも咲いて、
幼稚園のお庭は華やかになっていて嬉しく思いました。
入園式の頃はどんなお花が咲いているでしょうか。
春休みは暖かい日が続くと思ったら寒くなった日も。
おにわ通信を読まれる皆さんは、体調はいかがでしょうか。
今週は、あたたかな日が多いようで、始業式や入学式や入園式にむけて、春を感じられる日が多くなりそうですね。
在園中、園芸サークルの日、古い球根をいくつか持ち帰られせていただいたのは昨秋のこと。
「植えておくと春に出てくる場合もあるから」と、分けていただきました。
我が家のプランターからチューリップの芽が顔を出し始めたのは、2月中旬だったでしょうか。
娘と外で遊んでいるときに水やりを一緒にしていて見つけました。
幼稚園のお庭にもチューリップの葉が顔を出し始めていたので、「おなじだね」と、わが子は嬉しそうないいお顔。
草花の育ちを日々ながめ、その変化を親子で一緒に確認するのは、とても楽しいしあわせなひと時です。
仕事のことで頭がいっぱいだった頃、そこに気づく心の余裕はなかなかつくれませんでした。
働き方改革やら、ソーシャル・ディスタンスなどを理由に、この数年で在宅ワークがかなり普及しました。
良い部分も多いことは確かだと思います。
うちにいても仕事ができるというのは、小さな子たちの子育て中のお母さんにとっていいですね。
ちょっと待って。
本当にいいこと、と言い切っていいでしょうか。
うちでもできる、子どものそばで、子どものことを気にかけながら仕事ができる。
確かにいいこともあるでしょう。職場と自宅の移動距離が短縮されるし。
ですが、もしも幼い子どもが起きている時間に、自宅で…ということであれば、子どものそばで、母の心はどこか遠い場所にあるのではないでしょうか。
子どもがある程度成長してひとりでもいいことを考えて楽しいことに取り組めるようになっていたら大丈夫と思ったらいいのか。
家族が一緒ですぐ子どもに対応できるのであれば、すぐ目の前で母が真剣な顔でパソコンと向き合うというのはいいのかな。
母がうちにいて、そばにいるのに、家事や育児とはちがって、子どもがお手伝いすることや一緒にやってみることができない、どこか非日常の世界のことに一生懸命な母は、
近くても「遠い存在」
になってしまわないだろうか。
仕事や家事を完璧にしようとすると、母は、合理的に動いて時間を使う、ということが優先されます。
プランターのチューリップがどうだとか、花壇の草花や芽がどうとか、
自然の恵みに心を配るような、本来、人として生きるうえで、感謝し、祈ってきたであろう自然の営みを感じることは、あとまわしになってしまいます。
たとえ気づくことができたとしても、それに応じて子どもが喜ぶようなことはしてあげられないこともある。
その瞬間に気づいて、さっと母が子どものいいお顔のために動けなければ、子どもはきっとガッカリしている。
高階幼稚園に来て、そういうことに気づかされました。
すぐ動けずに、「ママはすぐ来ない、ああ、もういいや」というあきらめた子どもの顔に気づくようになり、反省を繰りかえしてきました。
これまでやってきた仕事を少しずつ手放し、母と子の時間を作ってきました。
幼稚園ではサークル活動を通じて他のお母さんとお話しして、
先生ともお話して、
母としてうちで今日できることはなんだろうかと考えたり、色々試してみたり、お母さんたちに聞いてみたり。
なるほどと思ってもうまくいかないことがある。
ついうっかりということも。
疲れていると、その時の自分も、ついでに過去を振り返って過去の自分も責めてしまう。
本当になんてことをしてきた母なのだろうと。
そういう気持ちが大きくなると、もう体が動かなくなってしまいます。
でも、そういうのは切り替えられるのです。
ああまた失敗と思っても、すぐ次に生かす。
めげない、振り返りすぎない。
私は、そうやって自分を奮い立たせます。
こどもに言われる前に動くこと、あきらめられる前に、
さ、お相撲、さあ、かけっこ。さあ、プリキュアやろうと、黙って切り替えて動けることが多くなってきました。
今日は体も重い、心も重い。
そういうときでも動いてみよう、リズミカルに。
幼稚園のリズムや歌にこんなに支えられていると感じられる春。
卒園したけれどまだまだ学び足りない。
子育ての奥深さ、面白さと尊さに気づかせていただいたのは、高階幼稚園の先生方、お母さんたちのおかげです。
ああそうかと、立て直す自分に切り替えられるのは、サークル活動でのお母さんたちの動きや心配りを見て、感じて、なるほど、と思わされることがたくさんあったことも大きく関係していると思っています。
チューリップは、顔を出し始めると、ぐんぐん大きくなっていきました。
3月に入って、卒園間近の時期に、毎日楽しみながら娘と確認してからの登園が続きました。
そのチューリップがつぼみを持っていることを娘と発見したときのワクワク感。たまりませんでした。
幼稚園のリズムを聴きながらのいつもの朝の車で、親子で一緒に歌う声も張りがあって元気いっぱいになりました。
卒園しても幼稚園のチューリップがうちで咲くとしたらどんなに嬉しいだろう。
そしてその花が咲いたら、子どもたちがどんなに喜ぶだろう。
普段あまりお花を見ないお兄ちゃんだって、へー、咲いたんだ!と嬉しくなるかもしれない。
子どもたちのいいお顔が見られる、という期待に胸がふくらみます。
けれど、子育ても、自然もそう甘くはないのです。
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