おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2025/03/07(金) 06:30 | 「進化」に興味がある理由 |
普遍の安心感がそこにあるから。
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ベビーマッサージ
3/11(火)12:30~
本日で締め切ります
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
ここ数回のおにわ通信では、進化心理学の大家である長谷川眞理子先生の短期連載を読みました。
※かつての「進化論」は、現在では「進化生物学・進化心理学」として体系化されています
進化の流れとして、人間は大勢で子育てすることを運命づけられている。
親だけで子育てするのも、反対に有料の保育サービスに子育てのすべてを任せるのも、ヒトの生き物としての性質に合っていない。
といった話でしたね。
私は結局、自分の仕事の妥当性を確かめたくて進化を学ぶのかもしれません。
例えば、こういうことを確認したいのです。
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その昔、人間が生きるには~~~な人間関係が不可欠であったに違いない
その関係を築くには~~~といった心理状態が維持される必要がある
その心理状態に至るには~~~のような体験を積み重ねなけらばならない
その体験に適しているのは、特に○歳くらいの時期であるはず(なぜなら~~~だから)
つまり、○歳くらいの子供には~~~といった環境を保障するのがいい
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意外と意識されていないことですが…
大きな進化には数万年かかるんですよ。
まず、チョウチョが環境に合った色で生まれやすくなる、といった変化は「小進化」と呼ばれます。
これは頻繁に起こる現象です。
変化の幅によりますが、数年単位でも発生する可能性があります。
一方、「大進化」という、数万年を要する変化もあります。
親が子を「かわいい」と感じて心身のケアをする時の主体性、などは長~い時間の中で選択・淘汰されてきたメカニズムです。
その性質ができるまでに数万年かかっていますし、反対に、失われるまでにも数万年かかると考えられます。
ある性質が現れるか抑圧されるか、は環境要因で決まる側面もあるので、一言で説明しづらいのですが。
※例えば、幸福な幼児期を過ごしたか、虐待環境の中で育ったか、などの違いが、自分自身の子をかわいいと感じられるかに影響します
話を戻すと…
大きな進化は、少なくとも孫の孫の孫の孫くらいの世代までは起こらないのですよ。
「基本的には子供をかわいいと感じる」という性質は、何をどうしたって失われないのです。
「絶対的なルール」なのです。
そうとわかれば話は早い。
私達の生存と繁栄を担保するその「絶対的なルール」を忠実に守るだけ。
自分の生き方は、あるいは仕事は「妥当」なのか?
進化の基本を押さえれば、間違えることなく判断できるのです。
結果、「子供が意欲的・主体的に生活できる遊びの環境を守る」という仕事を、私は続けているわけですね。
……わかりづらかったでしょうか。
考えていることをダラダラ書き出してしまいました。
要は、自分と子供の中にある「自然」に従って生きよう、という話でした。
今週も嬉しい金曜日、そして週末になりますように。
また来週!
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