おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2025/03/05(水) 06:30 | イヌやネコの思春期 |
またはシカの思春期。
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今年度最後の人形劇!
3/6(木)10:30~
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ベビーマッサージやります!
3/11(火)12:30~
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
昨日に引き続き、長谷川眞理子先生の連載2通目を読み進めます。
2通目の原文は→こちら(幼児教育研究機構ウェブサイト)。
ヒトは脳が大きいためにかなり特殊な「生活史パターン」で生きている、
その脳を成長させる方法も、他に類を見ないほど特殊である、
というのが前回(連載1通目)の内容。
今回はどんな話でしょうか?
ものすごくギュッとまとめます。
ヒトは、大きな脳のおかげで他者と協力関係を結べるわけですが…
脳の成長ペースは一定ではありません。
小さいうちに急激に大きくなり、3歳児ではすでに大人の80%になります。
「80%」は単純な大きさ(神経細胞の数)であり、使われ方は別ですが。
何にせよ、まず脳を、その後に他の部分を、という成長戦略なのですね。
脳と身体を同時にハイペースで成長させるのは難しいようです。
ちなみに、身体が(内部の機能も含めて)急成長する時期が「思春期」。
ちなみにちなみに、イヌネコやシカなどに思春期はないそうです。
脳だけを急いで成長させる必要がないということでもあるのでしょう。
また、サル類にも明確な思春期はなさそう、というのがこれまでの結論。
さて、脳の大きさと使われ方は別の話、と先ほど言いましたね。
使われ方(機能)の面に関しては、話が少し複雑になります。
生物として生まれた段階では、その人生でどんなできごとがあるか予想できないもの。
そこで脳は、幸福な環境にも、つらい環境にも対応できるよう、スポンジ並みの吸収力を備えて誕生します。
状況に応じてシナプス(神経細胞の結びつき)を作っていくのです。
正確には、まずはたくさんのシナプスを作り、使われない回路を捨てていく、という流れ。
※「刈り込み」現象と呼ばれる
と、長谷川先生の連載2通目はだいたいこんな感じ。
乱暴にまとめると
幼少期の脳発達には身の回りの環境が大きく影響する
と言えましょう。
次回ご紹介する連載3通目(最新話)が楽しみですね。
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