おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/12/16(月) 06:30 | 心は斜面を転がるボール |
実にエピジェネティックな風景。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
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12/19(木)10:30
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◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
「おにわ通信の基本に立ち返ろう!」ということで、先週は
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0~6歳の「心」の発達
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についてお話ししました。
「安心感・意欲・目的力」を理解すれば心の全体をつかめる、
そんなコンセプトの3日間でしたね。
安心感・意欲・目的力は、人生全体の心の発達のうちの、最初の3つ。
(人生に渡る心理発達の概要)
ヒトの心理発達には8つの大きな特徴があります。
8つの特徴を表しながら、私達の心は変化していくのです。
ここで、
「0~6歳の心理発達が大切といっても、8つのうちの3つにすぎない」
と軽く考えてはいけません。
人生初期の心理発達は、とても重要なのです。
(発達原理の一つを表す図)
↑
これは、発生学者ウォディントンによる、発達の原則を示すイメージ。
「エピジェネティック・ランドスケープ」と呼ばれます。
ウォディントンは「身体」について説明するため、上記の図を示しました。
細胞は、遺伝と環境の両方に影響されながら皮膚や神経へと分化していく、といった理論。
そして、初期の段階で「皮膚になる」と決まったら、後から「神経になる」方向には進まないのですね。
これ、「心」についても同じ。
凹凸のある斜面を、ボールは凹凸のどちらかへ転がっていきますが…
赤に転がったボールは、基本的には青には移りません。
少しの修正はありえますが、大幅なコース変更は起こりづらいのです。
身体にしても「心」にしても、これが発達の大原則。
ちなみに、赤・青どちらに転がっても、それは「善悪」を意味しません。
発達する本人にしてみたら、環境に適応したというだけのことです。
最近では「発達障害」もこの視点で捉えることが常識になっています。
とてもいいことです。
少し脱線しましたが…
0~6歳の心理発達は、図でいうところの「最初の凹凸」のようなもの。
基本的に赤・青どちらの人生を進むか、かなりの部分を決めるのです。
後からのコース変更は可能ですが、繰り返すように、大幅な転換は困難。
「0~6歳の心理発達を軽く考えてはいけない」とはそういう意味です。
私が保育を仕事にしているのも、こういう理由から。
人生初期の人間やそのご家族に貢献することが、自分の力をもっとも生かせると考えてのことです。
今回も読んでくださってありがとうございました。
次回も「発達の原則」について掘り下げてみようと思います。
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