おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/02/21(火) 06:30 | ソフトボールを投げよう |
この毎年のテストでわかったこと。
●●●●●●おしらせ●●●●●●
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●●●●おしらせここまで●●●●
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
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汐見稔幸 氏
の話の続きです。
「没頭力」が運動能力に直結しているという部分を掘り下げていきますね。
家庭生活・園選びに深く関係しています。気合を入れてお読みください。
汐見先生が講演で取り上げたのは【ソフトボール投げテスト】のこと。
文科省が毎年実施する「体力・運動能力調査」に含まれるものですね。
全国的に運動能力を数値化・記録しているのです(他にも数種類)。
何が問題かというと…
投げる力が年々低下しているんです。
グラフを探してきました。
↓
(by stat-nippon)
汐見講演の通りで、ピークは1985年。
反復横跳びなど向上している項目もあるのですが、問題は別にあります。
運動能力の低下に危機感を抱いた文部科学省は【作戦】を立てました。
↓
「幼児にも運動をさせよう」
そうすれば小学生の運動能力が伸びていくだろうと考えたんですね。
で、何が起こり、どうなったか。
何が起こったか、から話しましょう。
運動を指導する【外部講師】を雇う幼稚園が一気に増えたとのこと。
※グラフは見つけられず…
「どうやって運動指導すればいいかわからないから外部から連れてこよう」
ということでしょう。
そして、大切なのはここから。
【運動指導】を受けた子供達の運動能力は向上したのでしょうか?
向上しませんでした。
むしろ下がったんですよ。
しかも(驚かないでくださいね)、
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運動している園ほど子供達の運動能力のスコアが明確に低くなる
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という事実が発見されました。
6項目の運動テストを12,000人に対して行った結果、だそうです。
※これも資料が見つからず…。汐見先生に質問すればよかったと反省
汐見先生は、こう結論づけました。
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「やりたい!」という気持ちがあるからこそ子供の能力が伸びる。
外部講師を呼び、運動指導をさせた園のスコアが明らかに低いのはなぜか?
「やらされる」運動だったから。
近年の脳科学の知見とも一致する。
「やりたい!」によって10の力(脳の回路)が11、12になっていくのだ。
この考え方を「自育・自学」という。
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高階幼稚園は「やりたい!」(意志、意欲)から始まる生活を重視します。
その理由は、もうおわかりでしょう。
「やらされる」遊びには何の意味もない、むしろ子供を潰すからです。
「没頭力」(「目的に向かう力」)こそが大切ということですね。
こんなにはっきりデータが出ているのにまだ「外部講師の運動指導」?
考え直すべきでしょう。
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