おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/08/14(水) 06:30 | 「論破」が流行ってるらしい |
目的に向かうのか、攻撃するのか?
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
おにわ通信だけでも1万回くらい話したであろうコレ。
↓
意欲的に、試行錯誤し、くじけることなく目的に向かい続ける力(=目的力)
の基礎は3~6歳に伸びる、
というようすを表した図ですね。
そしてコレ。
↓
「目的力」は「一緒に(意欲的に、工夫して、諦めず)目的に向かう人」との人間関係においてのみ育つ
のイメージ図。
私は大まじめに
「これらの図さえあればあらゆる社会現象や人間関係を説明できる」
「その現象・関係の状態が悪い時に解決策を思いつくこともできる」
と確信しています。
実際、本を読む時も、SNSで時間を浪費する時も、だいたい「そういう視点」になっていますね。
さっき見かけたポストについても、上の図に沿って考えてみました。
↓
(一部文字起こし)
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面接官やってる友人曰く
「最近のグルディスはメンバーを論破しようとする学生が増えた。そういう学生は全員落としてる。組織のガンになる可能性が高いから。」
との事。
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「グルディス」は「グループディスカッション」ですね、念のため。
ディスカッションで「論破しようとする」人は、心の矢印がこうなっています。
↓
話し合いの目的も何もあったものではありません。
相手を打ち負かすことがゴールになっているのですから。
この人間関係でいいアイデアが出ることはないでしょう。
それにしても、「メンバーを論破しようとする学生が増えた」のはどういうわけでしょうか?
もちろん、上記ポストは体験談ですから、反対の状況もありえます。
つまり、建設的な討論のできる学生の方が多い可能性を否定できません。
ただやはり、適切な実感でしょう。
少なくとも、まともな話し合いができる人がうんと増えているとは考えられません。
だとしたら、それはなぜか?
大学の質が下がったとか、不況で経済的に苦しい若者は排他的になりがちとか、
単純に「論破」が流行しているとか、
複雑な事情があるにはあるのでしょう。
他方、私は、日本全体の保育の方向がズレていることが大きな要因だと考えています。
「言われた通りに行動する」とか、反対に「放っておかれる」とか…
およそ幼児にふさわしくない生活が展開されてしまっているのだろうと。
それによって「目的力」の育ちが阻害されているのだと。
保育が変われば日本が変わる、
本気でそう信じているのです。
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