おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/08/05(月) 08:20 | 大人同士も本当は |
こういう関係だと楽。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
8月に新しく公開されたページです
園見学・園選びのポイントを【園庭】の観点から解説しました
ご覧くださいませ~!
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
※一時的なサーバー障害のためか、お送りするのが遅くなりました。お詫び申し上げます
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
ユーモア系ポスト。
笑いました。
↓
2~3歳と真剣に遊ぶと、精神がくたびれ果て、こんな感じになりますよね。
では、先週の内容を短く復習。
↓
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子供を受け身にしてしまう【昭和の保育】が失敗
「自由」の意味を履き違えた【平成の保育】も失敗
そこで登場した【令和の保育】は現状をどう変えるのか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
言い換えると、こうでしょう。
↓
昭和の保育=大人主体
平成の保育=子供主体
そして、答えはコレです。
↓
__________
令和の保育=相互主体
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
保育のプロの中にも誤解している人が少なくないのですが…
「相互主体」は「大人も子供も主体的に」ではありません。
「いつもの図」で説明すると…
↓
(大人も子供も主体的に)
「大人も子供も主体的に」は「あっちもこっちも尊重」という感じ。
・子供は○○したい
・大人は△△させたい
そこで
「間を取って◇◇しよう」
「先に○○、その後△△」
と保育内容が決まっていく感じ。
大人同士なら、この関係性でも何とかなりますが…
相手が幼児となると、発達の特性のため、うまくいきません。
そこで、こうです。
↓
(相互主体)
2人の関係を1つのものとして捉え、実際の言動に落とし込む感覚。
高階幼稚園で「一心同体」と呼んでいるのはこの状態ですね。
子供の「○○したい!」から生活が始まり、大人が子供に乗り移るようにして一緒に○○に向かうわけです。
いやね、最近よく聞くんですよ。
「先生も子供も主体的に!」って。
・研修会社の営業FAX
・(自称)幼児教育専門家の書籍
などでよく見られる文言ですね。
大人主体(=昭和)では上手くいかないとわかりきっている。
けれど子供主体(=平成)の失敗も明らかになった。
ではどうする?
「どちらも主体的に!」が答えだ!
↑
そう考えているのでしょう。
ある意味では正解です。
ところが…
幼児は「一緒に」を求めています。
あえて冷たい言い方をすると、幼児は大人の都合を理解できない、とも表現できます。
良くも悪くも、「自己中心性」が幼児の特性なのです。
だから、相互主体的な保育。
大人が子供に乗り移って、一心同体で生活するしかないんですよ。
【令和の保育】は、この方向でしかありえません。
「大人も子供も主体的に!」では、結局これまでのダメな部分の焼き直しですから。
本当は、大人同士の関係もこうであれば、誰もが安心して生きられるのだろうな、とも思います。
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