おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/07/30(火) 06:30 | 昭和~令和 |
保育はどう変わってきたの?
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
夏カフェ(夏季特別オープン)
7/30(火)【本日!】
8/30(金)
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
子供が求めているものは、昔から大して変わっていません。
100年前、いってみれば1万年前から。
特に、広い意味での「幼児期」(0~6歳)について考えると、今も昔も、彼/彼女らはこう望んでいます。
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心身共に安心しきった生活の中で、
興味のあることに挑戦し、
工夫して楽しく遊び込みたい
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直接の証拠は残っていませんが、縄文時代(石器時代)にも、幼児はそうやって生活していたに違いないのです。
ところが、大人の世界は、子供の都合などお構いなしに進みます。
コンピュータをはじめとした技術革新に限りません。
保育の世界でも、子供は大人に翻弄(ほんろう)され続けてきた、という話です。
日本の保育は、歴史的には「子供のため」のものではありませんでした。
幼稚園では狭い意味での「しつけ」が、保育所では「貧困対策」が、それぞれ期待されていたようです。
(一言ではくくれませんが)
今回は、ここ50年に限定して考えを進めてみましょう。
1980年以降の保育や小学校教育をイメージしながら聞いてください。
すると、日本の保育が3つの段階を踏んできたことがわかります。
仮に
【昭和の保育】
【平成の保育】
【令和の保育】
とします。
まず【昭和の保育】。
おにわ通信読者は昭和の終わり頃を思い出せる年代でしょうか?
当時の小学校では「管理教育」が尾を引いていました。
大人が与えた課題に取り組む子供。
速さ・正確さが唯一絶対の正しさ。
指示された通りにできる子が高い評価を得て、そういう大人になる。
といった時代。
保育だって、その影響を受けないわけがありません。
国全体が「そういう感じ」ですから。
幼稚園・保育所でも「管理主義」といった空気。
先生が決めた遊びを、先生が決めた時間内に、先生が決めた順番で行う。
速く・正確にできることが、小学校ほどではないにしろ重視される。
受け身になる子供が増えて当然です。
幼稚園教育要領が改訂されたのも、そういった状況への危機感からでしょう。
平成元年の改訂で「先生が教える」概念が見直され、「環境教育」の導入となりました。
これによって幼児が生き生きし、自分から「環境」に関わるバイタリティが育つと期待されたわけですが…
実は、これがまったく機能せず…。
そのまま【平成の保育】の闇として深まっていきます。
明日に続きます。
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