おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/06/19(水) 06:30 | 先生がいなくならない園 |
「親」が入れ替わったらイヤでしょ。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
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人形劇
6/27(木)10:30~11:00予定
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◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
私の勤務する園には、他から転園していらっしゃる方が少なくありません。
毎年1名はいる、という感じ。
その中の一人、男児Aちゃん(仮名)のお母さんから聞いた話です。
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昨晩、Aが言ったんです。
「高階幼稚園の先生はいなくならないね」って。
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どういう意味でしょうか?
Aちゃんは他園で3年ほど生活したのち転園してきたお子さん。
その園(某保育所)では、先生がかなり頻繁に辞めていくのだそう。
その園の名誉に関わるので詳細は伏せますが、年に3回以上の人事異動も珍しくないとか。
それに比べ、はるかに「先生がいなくならない」環境なんですね、今は。
確かに、年に複数回の担任変更など、私は経験したことがありません。
「一斉退職」もありませんし。
ちなみに、乳幼児保育の重要課題の一つは人間関係の安定。
お世話をする人物が「すぐいなくなる」のは子供の心理発達に大きなマイナスとなります。
端的に、「親」が途中で入れ替わったら、乳幼児は激しい不安・不満を感じますよね。
例えば法務省の資料「子どもの心身の発達に関係性はいかなる影響を及ぼすか?」では
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「いつでも誰かが」よりは徹底して「今はこの人が」ケアするという体制を築くことが有効
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と説明されています。
また、神奈川県で数件の心療内科・神経科をを展開する医療法人でもこのように言っていますね。
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「主たる養育者の頻回な変更」は「安定したアタッチメント形成の機会を制限することになる」
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やや乱暴にまとめます。
乳幼児期には「育てる人」が何度も入れ替わるとダメ、
ということ。
繰り返すように、保育の最重要原理の1つですね。
もちろん、これは園選びのポイントでもあります。
お子さんのためを考えるなら、頻繁に先生が入れ替わる園は避けるのが吉。
ご参考にどうぞ。
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