おにわ通信 バックナンバー

回答します。

◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆

6月のイベント予告

14(金)誕生会+人形劇
27(木)人形劇+ミニフリマ

◇◆◇おしらせここまで◆◇◆

おはようございます。
ゆうた先生です。

おにわ通信をお送りします。

小学生保護者の方々に向けて講演させていただいた話をしました。

そして、この投稿で

●講演内容への抗議・注文が2件
●後日きちんと紹介・返事します

とお伝えしたのでした。

忘れていました。

今日しましょう。

いただいた抗議と注文への回答です。

ごく簡単に振り返ると、講演テーマは「小学生の幸せ」。

●「幸せ」の意味は？
●どんな生活が必要？

など、40分ほどお話ししました。

講演後に主催グループがアンケート行い、30件ほど集まったとのこと。

読ませていただいたところ、抗議・注文が2件あったというわけです。

まず1つ目。
↓

(原文ママ、改行あり)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
話し方もうまく、とてもわかりやすく参考になりました。

佐々木さんのエピソードもよりわかりやすくしてくれたと思います。

ただ、子供が小さい時に発達でものすごくなやんだ身としては、やや思うこともありました。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

抗議というより「内容は好きだけど、つらい経験を思い出してしまった」という感じでしょうか。

ここでこの方の悩みを分析するだなんてことはしません。

直接相談されたわけでもありませんし、そもそも無記名アンケートなので、これが誰かもわかりません。

もちろん、想像で「ああだこうだ」言うのは失礼ですしね。

その上で、

「子供が小さい時に発達でものすごくなやんだ身としては、やや思うこともありました」

の部分にコメントさせてください。

キーワードは「発達」でしょうか。

私は「発達」という語を「心身が変化すること」という意味で使います。

講演でも時間を取って説明しました。

他方、「発達」という場合、一般的には発達「障害」や発達の「遅れ」のようなフレーズがセット。

試しにYouTubeで「発達」と検索してみましょうか。

個人履歴が影響しないよう、シークレットモードで動画を検索。

検索順位の上から5つ、動画のタイトルを挙げると…
↓

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
①
【発達障害“可能性ある子”】支援が不十分な現状も…通級指導は1割のみ

②
【大人の発達障害】まるっと早わかり！発達障害の種類と特徴

③
【発達障害の息子】「ママ、パパと言ってもらえない」母・倉持由香が持った違和感

④
『発達障害』の子どもが見ている世界をVRで体験

⑤
【11人に1人の子どもが発達障害グレーゾーン】発達障害に寄り添う元警察官
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

見事にすべて「発達障害」関連。

単純に「発達とは何か」「それは心身が変化していく現象のこと」というコンテンツは見当たりません。

これが世の中の平均的な感覚を反映しているとしたら？

私が講演で「発達」という言葉を出した時に

「発達障害、あるいは発達の遅れについて話している」

と感じる人がいるのは当たり前かもしれません。

大変な経験と結びつけば「思うこともありました」という感想も生まれます。

ということで、いただいた抗議(とも呼べないようなご感想)について回答してみました。

講師は一言も触れていないけれど、「発達」という語から一般的に連想されがちな「発達障害」をイメージし、辛い経験を思い出してしまった、

そういった方がいらした、というまとめになるでしょうか。

次回、もう1つの「抗議」について取り上げますね。

 

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