おにわ通信 バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2024/04/29(月) 06:30 | ダイヤモンドを捨てる |

という逸話の信ぴょう性。

おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
今日は祝日版。
本当はお休みですが、話したいことが無限に湧いてきます。
(なお書く時間は足りないもよう)
さて、「教育」でもっとも大切にすべきことって、何だと思いますか?
1つの答えが「意欲」。
非認知能力とか社会情動的スキルとか呼ばれているものの一部ですね。
なぜ意欲が大切か?
理由は大別して2つ。
①スキルの基礎として大切
②貴重なので大切
まず、意欲は「スキル」の基礎として欠かせないものです。
OECDが「スキルがスキルを生む(Skills beget skills)」という表現をしていることは有名。
さまざまな能力が、意欲を基礎として積み重なっていくことを指します。
「やりたい!」ので繰り返す。
繰り返していると課題に気づく。
そうやって生活しているうちに「スキルがスキルを生む」わけです。
また、単純に「意欲」は貴重です。
つまり、強い意欲をもっている人間の「数が少ない」ということ。
数が少ないものって価値が上がるんです。
ダイヤモンドの値段が高いのは「数が少ない」からですよね。
産出量が1,000倍になったらどうでしょう。価格は暴落します。
ガラスくらいになるでしょう。
有名な都市伝説ですが、ダイヤモンドは「数が少ない」状態を保つため、海上輸送中に何割かを捨てるんだとか。
真偽はわかりませんが…
「数が少ない」ものは価値が高まることを表す逸話です。
意欲が貴重、という状況は、AIの登場で加速しています。
AIには「意欲」がありません。
「すばらしい絵を描け」という指示には疲れ知らずで従いますが…
反対に、「いい絵で友人を喜ばせよう」という気持ちはゼロ。
そんなAIが席巻する世界で、人間の価値はどう変化するか?
指示に従うことを得意とする存在=AIは「数が多い」(誰でもアクセス可能)。
一方、意欲的な主体=人間の数は、相対的に激減しています。
数が少ないと価値が上がる、という原則は変わっていませんから、人間はますます貴重な存在になっていくはずです。
意欲的でさえあれば。
反対に、意欲の小さい人間の価値はどうなっていくでしょうか?
原則に従えば、無価値になっていく、と考えざるを得ません。
そこで、冒頭の答え。
教育の最優先課題は子供の「意欲」を伸ばすこと。
もうね、ここから目を背けてはいけない時代になってしまったんですよ。
学校も、幼稚園(保育所・こども園)。
具体的にはどうすればいいのか?
ちょっとおもしろい、私のかみさんのエピソードがあります。
「7人の小人にプレゼントを贈った」という、学生時代の体験談です。
明日にでも紹介しますね!
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