おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/02/08(水) 06:30 | 先生の頭ん中 |
判断の根拠や振り返りのこと。
●●●●●●おしらせ●●●●●●
【今日まで】
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●●●●おしらせここまで●●●●
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
電車のようす、続きをどうぞ。
↓
改札の準備が進んでいます。
(全体像が見えてくる)
画像中央の緑の板は電車の壁。
別の遊びに使っていたものを代用することにしたようです。
担任の先生は少し迷ったのだとか。
というのも、この緑の壁は別の遊びに使われていたものなんです。
これを電車の壁に見立てるべきか、車体を新しくゼロから作るべきか。
すでにある壁を利用するなら、すぐに電車に乗ることができます。
ただ、その分「一生懸命準備した!」という味わいは少なくなるでしょう。
(準備すべきことがたくさん)
新しい車体を作るとしたら、もちろん時間がたっぷりかかります。
別の遊びが同時進行していたり。
この遊びの中心が4歳児だったり。
作る工程にどれだけ時間をかけるべきか、先生は考えなければなりません。
(5歳児も一緒になって)
今回の状況なら、すぐにでも遊びが最高潮に達する選択は適切です。
「作る」流れを少し減らしてでも。
この10倍くらいの情報を瞬時に統合し、担任は行動を決めたわけです。
「あの時はこうした方がよかったかも」など反省することもあります。
というか、反省のない保育は存在しないとすら言えるでしょう。
高階幼稚園では明日の保育をもっとよくするための時間を必ず取ります。
世間では「ノンコンタクト・タイム」と呼ばれているそうですね。
子供が目の前にいない(ノンコンタクト)な時間のことです。
要するに、この時間がないと振り返りができず、保育がよくならないんです。
これ、園選びの重要ポイントの1つかもしれませんね。
教員がノンコンタクト・タイムを充分に持つことができていること。
特に長時間保育を謳っている園を検討している場合はよく調べてください。
振り返りは、料理に例えるなら
・包丁とまな板を洗う
・次に作るものを考える
・必要な材料を仕入れる
ようなものです。
先生が振り返りの時間を取れないことがどれほど危険か、わかるでしょう。
さて、運転席やレバー(ハンドル)もできてに嬉しそう!
お客さまも乗り込みました。
みんな思い思いの荷物を抱えており、中には切符を握りしめている人も。
ずっと前から続いている遊びの「ヘビ」を連れている人がいたり、
たまたま学校がお休みで、弟さんと一緒に「登園」した人がいたり。
そして、イメージをもっと膨らませ、思いを具体的にしていきます。
新しいハンドルやスピードメーターができあがってきました。
一歩退いて考えると、どの遊びも心の発達を大切にしているとわかります。
自分の中から湧き上がる気持ちを具体的な形にしていく(目的に向かう)、
その中で友達や先生の気持ちを「受け取る」であるとか、その気持ちを適切に「保ち、手放す力」であるとか。
説明をかなり省いているのでピンと来づらいかもしれませんが、
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保育=情操(心)教育
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であると感じ、ご理解いただけると嬉しいです。
ちなみに、この日のようすも『高階幼稚園のとびら』で公開しています。
子供達と先生達の、相互的で前向きな生活のようすをどうぞご覧ください。
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幼稚園の創意工夫(ブログ投稿)
https://takashinayouchien.com/107443/
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