おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/04/18(木) 06:30 | 宗教に頼らざるを得ないケース |
は、どのように生まれる?
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
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◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
前回の復習を少しだけ。
Q&A形式で。
↓
_________________
A:人間はそもそも、宗教に何を求めているの?
Q:「絶対に裏切らない存在」と繋がることで安心感を得たいのでしょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この答え、実は「パクリ」です。
エリク・H・エリクソンのアイデア。
エリクソンはおにわ通信でもおなじみですね。
ドイツ生まれのユダヤ人で、発達心理学者としてアメリカでキャリアを重ねた歴史上の偉人です。
彼は【社会システム】と【人間の個体発達】の対応を見出したことでも有名。
今回のテーマに照らして例を挙げれば、「宗教」は人間が0~1歳で身につける「安心感」にソックリ、と考えました。
※ちなみに、1~3歳で獲得する「意志」が「政治」に、3~6歳で内部モデルが作られる「目的力」が「経済システム」に対応している、と続きますが、この話はまたいつか。
さて、「宗教とは安心感である」と言い切ってしましましょう。
そうすると、日本人の多くが「私は無宗教だ」と自認していることに納得感が出てきます。
よく知られている話。
諸外国で「日本人は無宗教である」と伝えると激しく驚かれるようです。
キリスト教圏やイスラム教圏など、一神教文化の強いエリアでは特に。
「無宗教」に驚く人の言い分をまとめると、どうやらここに行き着きます。
↓
「心の支えがいっさいない状態で生活してるってこと!?」
心の中に強力な「神」がいる彼らは確信しているんです。
「信仰をもっている自分が世界に見放されることは絶対にない」って。
それと反対に、信心の深い人には「信仰がない=世界に見放されている」と映るのかも。
しかし、心から安心感を抱きつつ無宗教である、という状態は矛盾しません。
現に多くの日本人がそうでしょう。
私も同じですし。
「宗教」は人間が小さな頃に身につける「安心感」にソックリ、
というエリクソンの考え方を持ってくると、すべて繋がりますね。
幼少期に安心感(の基礎)を獲得できれば宗教がなくても問題ない、ということ。
反対に、やや乱暴にくくれば、
__________________幼少期に安心感の基礎を身につけられなかった場合は宗教に頼らざるを得なくなるケースも出てくる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と考えられます。
昨日、かなり長めに前置きしたように、上記の考え方は信仰の否定ではありません。
当たり前ですけど。
心に確かな希望を抱きつつ「○○教」に帰依する、という状態も、同じく矛盾しないのですから。
ということで、次回は「カルト宗教」の問題に切り込んでみます。
空気がヒリついてきましたね。
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