おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/04/16(火) 06:30 | 寂しいですよ、それは |
自己発揮をためらう未来もあるかも?
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
卒園した人達が、たまに幼稚園に遊びにきてくれます。
入学直後の時期は特に。
半日授業だったりしますしね。
1人目のお子さんが小学生になったという方も多いです。
つまり、親として小学校のの文化に触れるのは初めてということ。
そんな状況の方が教えてくれた話に、昨日は改めて衝撃を受けました。
ざっとこんな内容です。
(細部は丸めています)
↓
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子供は入学後、下校するなり興味のあることに関する本を作って充実している。
例えば、幼稚園で好きだった「こびと」の本などを。
私(親)も手伝いを求められ、忙しいながらも一緒に楽しく製作している。
いい本ができあがるのだが、学校に持っていって先生に見せるかどうか、子と親とで悩んでしまう。
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なぜ悩むかといえば、本を描いたことを「評価されない」可能性があるからでしょう。
学校からは指示されていない。
それより1ページでも宿題をするべきと言われるかもしれない。
叱られないまでも、肯定的な反応は返ってこない見込みが高い。
そんなふうに考えてしまうのかもしれませんね。
彼/彼女らは、幼稚園に通っていた頃は登園するなり「これ作ったんだよ!」が日常茶飯事でした。
お母さんに手伝ってもらって、こんなにいいものができたんだよ!と、喜びや誇らしい気持ちを共有してくれていたものです。
また、幼稚園に勤める私達も、その気持ちを受け取るのは何より嬉しいことの一つです。
「やりたい!」から生活が始まり、周りと気持ちを共にしながら、工夫し、失敗にめげずにやりきる、
そんな幼児時代を送ってくれるよう願っているからです。
しかし、小学校入学と同時に、そうではなくなってしまう。
言われたことをすることに大きな価値が置かれる生活になってしまう。
もちろん、大人として、学校の言い分もわかります。
すべての子が学習単元と関係のある本を書くとは限りません。
全員分を適切に評価する時間やノウハウを整えるのは大変です。
ふざけて変な内容の本を書いてくる人だっているかもしれません。
それでもやはり、寂しいです。
もったいないと思います。
子供が自己発揮した姿を見せるのをためらう環境は。
そのうち自己発揮すること自体をためらうようになりかねませんし。
どうしたもんですかね。
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