おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/04/04(木) 06:30 | 養育行動の違いを生む要因 |
の1つは保育所利用時間。
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
昨日の続きとして、「長時間は考えもの」という研究を紹介します。
最近読んだ論文の中で特に興味深かったのはこちら。
↓
篠原郁子「若年共働き家庭における子どもの育ちの実態と課題」(2009)
今回のテーマと関係が深い部分を大雑把にまとめます。
↓
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共働き家庭334組を調査したところ、養育行動の質に違いが見られた。
違いを生む要因は
・親の教育歴
・親の就労形態
・保育利用時間
(・家庭での親子の時間)
・子育てサポートへの満足度
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特に見たいのは保育利用時間の長短が子の育ちにどう影響しているか、ですね。
ちなみに、調査対象家庭の就労時間や保育利用時間は、平均してこうなったそうです。
↓
母親の就労時間:26.57時間/週
父親の就労時間:48.58時間/週
子の保育所生活時間:45.52時間/週
就労・保育所利用を週5日として1日あたりの時間数にすると
↓
母親の就労時間:5.3時間
父親の就労時間:9.7時間
子の保育所生活時間:9.1時間
昨日も話しましたが、9.1時間という保育所利用時間は、日本の基準だと「短時間」を少し上回る程度。
他方、アメリカ基準だと「長時間=6時間」を遥かに超えています。
やはり「長すぎる」という印象。
そして、この「長すぎる」保育所利用時間、その裏返しである「短すぎる」親子の時間が、養育行動に悪影響を及ぼしているといいます。
ところで、ここでいう「養育行動」とは何を指すのか?
今日は各時間をこれ以上取れませんでしたので、続きを明日お話しします。
篠原郁子「若年共働き家庭における子どもの育ちの実態と課題」(2009)
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おもしろい論文ですから、よろしければ探してみてください。
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