おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/03/11(月) 06:30 | ハエを飼う |
あるいは幽体離脱。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
ショップカード完成!
(↑表面)
(↑裏面)
いろいろな場所に置きたいです。
「ここに設置していいよ~」という方、おにわカフェにお知らせください。
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
ハエを飼いましょう、という話。
メタ認知の能力を鍛えることで自分をより適切にコントロールでき、望む人生を歩むことができる!
といった話を聞いたことがあるでしょうか?
「メタ」とは
_____________
・次元が現在より高いこと
・現状を超越しているようす
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とされます。
わかりづらいですね。
補足してみます。
自宅のリビングで、夫婦でコーヒーを飲んでいるようすを想像してください。
ふと、どちらかの何気ない一言から口論になりました。
洗濯物の干し方がどうとか。
休日の過ごし方がどうとか。
相手があんな時にこう言ったとか。
大した内容ではないのですが、いったん話し始めると相手の言うことを認めるのが悔しい気持ちになります。
「それもそうだね」とでも言えばいい。
言われた方も「伝えるタイミングが悪かったね」と返せば解決するはず。
でも、お互い引っ込みがつきません。
そんなリビングの壁をふと見ると…
どこからか入り込んだのか、ハエがくっついています。
突然ですが、このハエが「メタ認知」。
ハエというか、正確にはハエの視点ということですが。
つまり?
第三者が感情を挟まずに自分を見ているように自分を見る能力
がメタ認知です。
この考え方は「フライ・オン・ザ・ウォール(fly on the wall)」として有名。
オハイオ大学の研究から名づけられたようですね。
↓
__________________
学生を2チームに分けパズルを解かせる
その際、小さな失敗を叱るなどして学生をイヤな気持ちにさせる
↓
Aチームはそのまま続行
Bチームに対しては自分を壁のハエだとイメージさせ、その上でパズル続行
↓
Bチームの圧勝(成績が30%向上)
※詳しくは調べてみてください
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
もちろん「ハエ」は例えです。
ハエには感情がない代わりに冷静に物事を判断する力もありませんから。
「壁のハエ」能力が高い人は、先ほどの場面でもこう考えられるでしょう。
↓
__________________
自分は○○を理解してもらえないことに腹を立ててしている。
また、相手の△△のような反応も好ましく感じていない。
◇◇のように伝え方を工夫したり、話すタイミングを変えたりすれば伝わる可能性が高い。
もしくは、自分の▼▼な部分を見直せば問題は起こらないもしれない。
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人間は(私を含め)、つい
「自分はいつでも冷静に判断している」
「相手が怒るのは100%相手の問題」
「自分には直すところなどない」
と考えがちですが…、
はたして、壁のハエはどう感じるでしょうか?
ちなみに「フライオンザウォール」は「幽体離脱」とも説明されます。
自分から離れた自分が自分を客観的に見つめ判断している、という感じ。
壁にハエを飼いましょう。
人生が30%も豊かになるかもしれない、と考えたらやらない手はありません。
さて、ここまでは一般論。
どこでも聞くことのできる、あまりに当たり前の話です。
おにわ通信の本領発揮はここから。
メタ認知は幼いうちから高められるし、高めていくべきもの。
もちろん、幼稚園でもメタ認知を高める働きかけを工夫しています。
どんな工夫だと思いますか?
次回までの宿題にしましょう!
_______________
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