おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/01/25(木) 06:30 | レンガを積むにしても |
イヤイヤやるか、喜んでやるか。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
1/30(火) 10:30~
おにわカフェ人形劇
↓
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
有名な【3人のレンガ職人】の昔話をご存じでしょうか?
いちおう説明すると
↓
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旅人が歩いていると、ある街でレンガを積んでいる職人に出会った。
旅人「何をしているんですか?」
職人「見ての通りレンガ積みだよ。あと200個積まないと帰れない。まったくイヤになるよ」
別の街。別の職人がレンガ積みの最中。
旅人「何をしているんですか?」
職人「この一面にレンガを積むのが今日の俺の仕事なのさ」
旅人「大変そうですね」
職人「確かに骨が折れるが、食っていくためには当たり前のことだよ」
次の街。レンガ職人がずいぶんと楽しそうに働いているのが見える。
旅人「何をしているんですか?」
職人「よう、見てくれ!これから素晴らしい大聖堂を建てるんだ!」
旅人「大変ではありませんか?」
職人「大変だなんてとんでもねぇよ!世界中の人が喜ぶ歴史的建造物を作ってるんだぜ!?こんなにわくわくすることが他にあるもんか!」
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イヤイヤやるとつまらない。
目的を見据えてやると楽しい。
そういう内容ですね。
おそらく聞いたことがあるでしょう。
そして、これから私が話すことも、おにわ通信読者は何となく予想できるはず。
そうです。
「子育ても同じ!」
って言いたいわけです
ただ、そうは言っても
「わくわく子育てできる日ばかりなわけじゃない」
「子供は大切だし、子育ては価値あることだってわかるけど」
「誰も見てくれないし褒められない」
といった思いもよぎるでしょう。
昔話のレンガ職人と現代の子育て親の違いは、作る・育てのものの違い。
レンガ職人は建物を作っています。
子育て親は【心】を育てています。
レンガと心の、もっとも大きな違いは何だと思いますか?
それは…
レンガ→見える
心→見えない
という点。
レンガがどんどん積まれていくと、「ああ、立派な教会ができてきたな」と、誰でも確認できます。
人間は良くも悪くも視覚に縛られるので、成果が目に見えると「作っている」実感を得やすいんです。
他人からフィードバックも得やすいし。
一方、【心】は?
見えませんね。
だから「育ってきている」と感じられる人はかなり少数です。
もしかすると(あなたが女性なら)旦那さんも気づいてないかも。
お子さんの心が育っていることに。
すると「育ってるね!」とか「あなたがいつもがんばっているからだね!」といった評価は寄せられません。
子育てがつらくなる要因です。
難しい問題だな、と思います。
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