おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/12/18(月) 06:30 | 下っ手くそなプレイ |
をわざと見せるという上手なやり方
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
パネル展【本日まで】
「ぼく、いいたいことがあるの」
新河岸駅西口から徒歩1分
絵本屋「コネコノヒタイ」
location:川越市砂858-16
days:金・土・日・月
hours:10:00-17:00
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
有名な話だそうですが、
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わざと下手にプレイし、「私ならもっと上手くできる!」という気にさせ、ダウンロード・購入させるゲーム広告
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というのがあるとか。
調べたら、最近は特にこれが流行っている(猛威を振るっている)ようですね。
↓
といっても、広告やゲームの内容自体はどうでもいいんです。
大切なのは「わざと下手なようすを見せて意欲を湧き上がらせる」点。
これ考えた人はヒトの心理をよくわかってるなぁ。
そしてこの考え方、子育てにも大いに活用できるんです。
特に1~2歳、場合により3~4歳、上手にやれば5~6歳か小学生にも応用できるテクニックとして使えます。
保育・子育ての世界を見ていて感じるのですが、大人の態度は次のどちらかであることがほとんど。
①大人が答えを教える
②子供が答えに辿り着くのを見守る
※②は「放っておく(放任)」になってしまっているという意味です
どちらの場合も、子供は困ります。
①だと受け身になりますし、②だと迷走します(ふざけるだけになるとか)。
そこで、冒頭で紹介したゲーム広告の手法が使えるんですよ。
大人が一緒に遊ぶとか、日常の生活事をしてみるとか、そういう時に
「わざと下手なようすを見せて意欲を湧き上がらせる」
んです。
わっかりやすい例を考えます。
ご家庭で2歳の子と積木をするところを想像してみましょう。
先ほどの2つ
①大人が答えを教える
②子供が答えに辿り着くのを見守る
で進めると?
①崩れない積み方を教える
②何もせず見ている
のようになるでしょう。
子供はつまらないです。
そこで、親が真剣に積木で遊びます。
「うーん、こうすれば…」とか何とか言いながら、立派なおうちを作るぞ!という雰囲気で。真剣にね!
そして、ここであえて下手にやります。
「ああ!」といって3段目を崩すとか。
繰り返すように、真剣にやるのが重要なポイントです。
「あなたを楽しませるためにわざと失敗したんだよ~」という感じを、絶対に、いっさい見せてはいけません。
とても楽しそうに、かつ真剣に、という感覚が欠かせません。
さて、そのようすを見た2歳児はどう考えるでしょうか?
きっと「ふふふ、まあ私に任せておきなさい」という表情で積木の3段目を載せてくれるに違いありません。
小学生にはどう活用するか?
私の子が小学校低学年の頃、こんなやり取りが頻繁にありました。
例えば、漢字を正しく書けるか競争、のようなシチュエーション。
「あれ?『夏』ってどう書くんだっけ。四角の中は横棒1本だよね?」
と大真面目に言います。
すると、ほぼ間違いなく「ふふふ、私が正しい答えを教えてあげよう」というトーンで正しい書き方を指導してくれたものでした。
上の子が中1、下の子が小4で、同じやり方は通用しなくなってきましたけどね。
「わざと下手なようすを見せて意欲を湧き上がらせる」という、巧みなゲーム広告を見て考えた子育てのコツ、というお話でした。
今週からはとても冷えるようです。
温かく生活できるといいですね。
おにわカフェでお待ちしてます!
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