おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/12/04(月) 06:30 | 「忍者ごっこ」の重み |
似ている部分と異なる部分
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
【本日!】プレママ座談会
12/4(月)9:30~11:00予定
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◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
まだまだ続きます。
今日は学童期の心(↓)について。
(7歳~思春期前くらいの「心」)
ここがスッキりわかると、幼児期(0~6歳)からの「心」の繋がりが理解できるはず。
また、「幼児期と小学校期をどう繋げていけばいいか?」という見通しも生まれるでしょう。
さて、繰り返すようですが、幼児期の心はこうなっています。
(正確には、こうなっていくように育てることで子供の幸福が最大化します)
↓
(0~6歳)
小学生の時期のものと見比べると、一目瞭然で似てますね。
オレンジの丸(=自分)からオレンジの矢印(=意志の力)が出発し、試行錯誤しながら目的に向かっています。
ここでもう一度、小学生期の心に戻ると…
↓
(7歳~思春期前)
自分から意志の力が出ている、までは同じ。
その先が違いますね。
自分か以外の矢印が、自分の「目的」に向いています。
目的の性質が変化したんです。
幼児期の人間の目的は、充実して遊ぶことですよね。
例えば4歳児A4ちゃんは「昨日の続きの忍者ごっこをするぞ!」という気持ちで目覚めます。
他方、小学生は?
わかりやすく6年生を想像してみましょう。
休日に、「今日もいっぱい忍者ごっこをするぞ!」と公園へ出かけていくでしょうか?
そんな日があってもいいけれど、基本的にはチームでスポーツをしたり宿題をしたり、という姿が「健全」ですよね。
「将来なりたい・あるべき自分」に向かって活動しているようすが見られる場面でこそ、「ああ、この子は生き生きとしているなぁ」と感じるものです。
それが画像の赤丸(目的)が示すこと。
自分以外の人、社会で共に生きていくはずの人たちと価値観を共有する方向に、自分も向かっている。
そういう確信がある。
それがこの時期の幸福なんです。
反対を考えたらもっとわかるでしょうか。
共に生きる人達と違った方向へ進んでいると確信したら、おそらく不安に押しつぶされます。
わかりやすくドラマチックに、映画風の想像をしてみますね。
例えば「殺し屋」として生きる運命を背負わされた主人公がいたら?
そのストーリーはきっと、とてつもない葛藤を含んだ、不幸なものとして描かれるでしょう。
このように、幼児期と小学生期(学童期)の心は、似ている部分と異なる側面があるんです。
似ている:自分の意志が大切
異なる:「目的」の性質・中身
そして、最初にお伝えしたように、この2つの時期は着実に繋がっています。
また、しっかりと結びついていなければなりません。
2つの時期の心という一連のテーマの最後に、明日はこの「繋がり」を掘り下げます。
どうぞお付き合いくださいませ。
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