おにわ通信 バックナンバー

文句を言う余裕も体力もない

◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆

11/16(木)秋フリマ【終了】

楽しかったですね！

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11/21(火)10:30
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好評だったお話会、今回は妊娠・出産期の悩みについて話しましょ。

◇◆◇おしらせここまで◆◇◆

おはようございます。
ゆうた先生です。

卒園の方もたくさん集まった【秋フリマ】が終わりました。

懐かしいお顔を見るだけで感極まったのはナイショ。

おにわ通信読んでますよ、という声も複数いただきました。

ありがとうございます。

小・中学生の心理発達についても、ここで話していきたいなぁ。

生きることが今より楽しく、楽になること間違いなしなので。

至らないことばかりですが、みなさんの役に立ちたいです。

 

さて、昨日は
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幼稚園の先生はアドバイスも助言も指導もしない。

お子さんに対しても、お母さまに対しても同じ。

一心同体になって「(一緒に)○○していきましょう！」とだけ言う。
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といった話をしました。

ふと例を思いついたんですよ。

これ「伴走」です。

(by 読売新聞)

伴走(ばんそう)とは？
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走者を支えながら一緒に走ること。

特に視覚が不自由なランナーのサポートの仕組みとして知られる。

一緒に走りながら方向を伝える、障害物を避けるなどの役割がある。
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繰り返すように、これは例え。

「子供やお母さまは視力に問題がある」という意味では決してありません。

とはいえ、伴走者としての先生には重要な役割があります。

メイン走者より周りのことに気がついている必要がある、という点。

「そっちに行くと十数年後に危険な状況になりかねません」とか、

「こういう状況では別の考え方をした方が自分自身の利益が大きくなりそうですよ」とか。

積み重ねてきた経験や、絶えず勉強し続けているデータがあるので、危険に気づきやすいのです。

これも例え話にするなら？

伴走者(先生)は、主役ランナー(子供やお母さま)がこれから走る道を何度か練習で走っている、という感じです。

ここで大切なのは、「伴走者」は「監督」ではないということ。

【一緒に走る仲間】なんです。

その特徴は

・メイン走者のゴールを目指す
・主人公はあくまでメイン走者
・伴走者だけゴールしてもダメ

つまり「一心同体」であることが最大のポイント。

ということで…

先生は、隣で必死に走る仲間に文句を言うつもりなどありません。

文句を言って子供やお母さまの走る気持ちが薄れるなんて、あってはならないのですから。

それは、自分の存在価値がなくなることを意味します。

そしてまた、文句を言う余裕もないんですよね。

先生も必死に走っているので。

せいぜい「あっ、そこに穴が！」とか、息を切らしながら「次は右ですよ！」と絞り出すくらい。

「腕を大きく振りましょう！楽ですよ！」くらいは伝えるかもしれませんけど。

もしまれに言い方がキツいことがあるとしたら、それは走るのに必死になりすぎているからだと思います。

息が上がっていて落ち着いた声を出せない瞬間があるというか。

メイン走者を驚かせては本末転倒なので、「言い方」には細心の注意が欠かせませんが。

他方、「あなたの走り方(子育て)は間違っています」なんて言うはずはありません。

相手も自分も損しますもん。

繰り返すように、ネチネチ文句を言う余裕ゼロですし。

主人公である子供が、そしてお母さまが走り切れるように全力で横を走る。

危険な段差や見通しの悪い道をどう乗り越えるか、自分もギリギリの状況で判断しながら。

先生は、きっとそういう存在です。

頼ってくださると嬉しいです。

 

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