おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/01/24(火) 06:30 | ネコを閉じ込める |
そして縦縞だけ見せるという実験。
●●●●●●おしらせ●●●●●●
森口祐介『子どもの発達格差』
おにわ通信で口を酸っぱくして言っている「目的に向かう力」の解説本。
目的に向かう力がある=幸せな人生
ということがよくわかる内容です。
●●●●おしらせここまで●●●●
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
これ、見たことありますか?
↓
ネコを用いた動物実験のようす。
あまり残酷ではない話です。
安心して聞いてください。
生理学者のコリン・ブレイクモアを中心に行われた動物実験のこと。
上図のような檻で仔猫を育てます。
首にも視界を遮る器具を装着。
期間は数か月間。
つまり、このネコは何か月もの間、縦じまだけ見て生活することに。
その後、檻から出されて普通の暮らしが始まるのですが…
何が起こると思いますか?
なんとネコは【横じま】が見えなくなっているのです。
縦に持った棒にはじゃれついてきますが、横棒には反応しないのだとか。
これは、横じまに反応する脳細胞が発達しなかったことによる現象。
この後、横じまをたくさん見せても、横じまが見えるようにはなりません。
このようすは「感受性期」あるいは「臨界期」と呼ばれています。
「敏感期」ということもあります。
ある刺激(経験)の効果が特によく現れる時期、と考えるといいでしょう。
紹介したのはネコの視覚の臨界期に関する実験でしたが…
人間の【心】にも「感受性期」があることをご存じでしょうか。
【心】の発達とは、まさにこの感受性期のことです。
人生のどの時期にどんな感受性が現れるのかという理論ですね。
明日以降、このことについて話していこうと思います。
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