おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/09/01(金) 06:30 | 話題のnote |
そういう意味じゃない。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
【おにわカフェ】
2学期シーズン本日オープン!
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
篠原信さんという農業研究者・文筆家のnoteが話題になってました。
↓
https://note.com/shinshinohara/n/n319640b2308d
子育ての要諦は「私が育てたのではない」と考えること
「なぜ大谷翔平の親は『大谷翔平の育て方』を語らないのか」
について考えたコラムです。
読んだ方もいるでしょう。
おおむねすばらしいのですが、
「一部の人が誤解するところがあるかもしれないな…」
と心配になったので、感想を交えて補足しておこうと思いました。
再度言いますが、全体としては誰もが納得できる内容。
「だからこそ誤解しないで読んでほしい」と強く思うので話します。
それはココ。
↓
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子育ての要諦は、逆説的だけど、「自分たち親が育てるのではない、子ども自身の成長する力で勝手に育つのだし、それでは足りない部分を私達ではない皆さんが育ててくださるからだ」と考え、その奇跡に驚き、感謝することにあるのではないか。
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親が「私が育てた」と主張してしまうと【いい子育て】ではなくなる、というんです。
ポジティブに言い換えると、育ちに驚き感謝することがエネルギーとなり、子が育つのだと。
真意は理解できます。
本人も仰るように、「私が育てた」と世間に認めさせたいということは、その子育ての目的は子供の幸福というより親の自尊心でしょうから。
「誤解を防ぎたい」と思うのは、まさにここに関してです。
「私が育てた」でなく「子供が勝手に育った」と思いましょう、
と篠原さんは書いていますが…
本当に
「親は何もしなくていい」
「栄養だけ与えて放っておくべき」
というわけではありません。
特に【心】は温かみのあるやりとりなしには育ちません。
子供が嬉しい気持ちで育つためにはたくさんの工夫が必要です。
実際は「親が子を育てる」んです。
大谷翔平選手の親御さんも大変なことをいくつも乗り越えたでしょう。
もちろん、篠原さんは「親は何もしなくていい」なんて言ってません。
noteの最重要ポイントはこれ。
↓
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子育てを自慢する人は、子供でなく聴衆を気にしている。
それによって我が子の観察と対応が疎かになっているかもしれない。
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要するに「観察と対応」が疎かにならなければ子供はしっかり育つ、と篠原さんも考えているんです。
「観察と対応」なんて表現すると冷たい感じもしますが、
・子供のようすをよく感じる
・嬉しい気持ちで一緒に生活する
ということですよね。
そうやって生活して、何年または十数年たってから、ふと
「この子は私が育てた」
と感じて心が温かくなるのは美しいことなんじゃないかなぁ。
だから「私が育てる!」と自信を持って生活してほしいです。
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