おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/01/17(火) 06:30 | 終盤! |
保育事例紹介、いよいよ…
●●●●●●おしらせ●●●●●●
園だより配布中です。
高階幼稚園の園だより。ご希望はおにわカフェの受付でお声がけください。
●●●●おしらせここまで●●●●
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
(電車ができていく)
保育者と一緒に考え、一生懸命に制作を進めていくRちゃん。
(色を塗り終え、席を立つ)
ここも、とても地味ながらとても重要な場面です。
少し書きますね。
まず、子供達は自分の気持ちを表し、意欲的に遊ぶように励まされます。
励まされるとは「やる気を出して」と指示されることではありません。
楽しく遊び始めたところに適切な援助が行われるということです。
これは数日に渡って伝え続けてきたことなので、もう言うまでもないですね。
重要なのは、次のこと。
つまり【他の子供もそのように生活している】ということなんです。
するとどうなるか?
これまで写真で見てきた場面がいつでも目の前に広がっているわけです。
Rちゃんの隣には積木で基地を作るHくん・Kくん・Wくん。
さらにその横にネコのSちゃん・Srちゃん。
Rちゃんの隣にはお弁当箱を作っている途中入園のMちゃん。
意欲的に遊ぶ人が周りにいることは、最上の、かけがえのない教育環境。
もしかしたら、自分自身が集中して遊ぶこと以上に大切かもしれません。
(友達のようすをじっと見ている)
ふとした瞬間、友達の一生懸命な姿を目にして何かを感じます。
それは【意欲的でいることが全肯定される世界】といえるでしょう。
大袈裟でなく、これが幼稚園でもっとも大切な部分とすら思います。
保育所でも認定こども園でも同じ。
だから【全員が同じ作業をする】だけの生活は、幼児には厳禁。
多様性も何もない、非常に味気ない空気を吸って育つことになるでしょう。
(先生は園庭にいた)
さて、いよいよ色を塗り終えたRちゃん、再び保育者のもとへ。
保育者はそれぞれの子供のところへ絶えず行ったり来たりしています。
この瞬間はお庭にいました。
(「できた!」)
追いかけ、色を塗り終えたことを伝えます。次の共同作業の始まりです。
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(イメージに近づくための相互主体性)
保育者はテープを示し、「こうやって貼るのよ」とRちゃんに伝えました。
これも(昨日の繰り返しですが)【指示】ではありません。
「こうするとRちゃんの作りたい電車になると思うの。どうかしら」です。
(無言で集中している)
「僕のやりたいことはこれ!」という気持ちが強まったRちゃん。
最後の仕上げに取りかかります。
次回、この保育事例紹介の最終回で、電車作りの続きを見てみましょう。
もう一日お付き合いください!
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