おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
---|---|
2023/07/12(水) 06:30 | 外国語・スポーツ・ダイエット |
そして保育。何も違わない。
◇◆◇◆◇おしらせ◆◇◆◇◆
園だより7月号配布中。
カフェでお声がけください。
ウェブ上でも読めます。
↓
こちらのページへどうぞ
◇◆◇おしらせここまで◆◇◆
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
いよいよクワガタの季節。
幼児が「命」について考える
きっかけの一つです。
このテーマについても、高階幼稚園の保育者が何を考えているか、詳しくお話ししてみたいですね。
まとめておきます。
また、「性教育についてどう考えますか?」という質問を小学校の養護教諭をなさっている方からいただいています。
これにもそのうちお答えしたいところです。
書きたいことが積み重なって天井を突き破りそう…。
今回はまた別の話。
まず、Instagramで紹介した、昨日の保育の一コマをどうぞ。
↓
名作『ちびくろサンボ』ですね。
子供達がこの劇を見てからずいぶんたつのに、話の筋をよく覚えています。
どの人も情感たっぷりに、音楽にピッタリ合わせ、虎やうさぎや小鳥、になっています。
こうやって「多様性」の基本ができていくのでしょう。
また、さまざまな動物・人物になることは、性教育の重要な入り口でもあると考えられます。
上で紹介した質問にも、明確に繋がっているわけですね。
ただ、劇遊びのようすを通してお伝えしたいのは別のこと。
(またテーマを広げすぎるところだった…。危ない…)
この場面に見覚えは?
↓
・左手奥に劇の人達
・左手手前に製作の人達
・中央に(また別の)製作の人達
・右手に保育者
・その傍にまた別の遊びの人
・(画面外)園庭にも別の遊びの人達
というように、複数の「やりたい!」が尊重し合うことで保育が成立しているとわかる写真。
実は6月27日にも似た内容を書いています。
↓
お互いの遊びを喜び合える環境だけが、幼児に必要な心理発達を実現させることができる、
といった話でした。
今日、短いスパンであえて同じことを話すのは、本当に大切だから。
そして、とにかく【継続・反復】が大切だと伝えたいから。
お互いの遊びを喜び合う生活は【たまに】ではダメなんです。
おにわ通信では耳タコの話題ですが、外国語やスポーツと同じ。
ダイエットもそう。
あるレベルまで上達するには、継続・反復が不可欠ですよね。
1日練習して2日何もしない、という人はサッカー部のレギュラーにはなれないでしょう。
意欲をある程度まで大きく育てようと思ったら、「やりたい!」を毎日、毎分毎秒大きくしなければ。
「たまに自由に遊ぶ」では伸びるわけがありませんから。
この保育法は、教育学の用語で「体験カリキュラム」と呼ばれます。
子供の「やりたい!」から生活が始まり、終始「やりたい!」を軸に生活が進展する関わり方です。
小学校で行われている「系統カリキュラム」(学習内容が初めから決まっている)とは正反対ですね。
幼児に「系統カリキュラム」が不向きであるのは、もうわかりきっています。
園見学時は
「この園は経験カリキュラム・系統カリキュラムどちらの立場なのかな?」
という視点があると、いろいろクリアに見えるでしょう。
「やりたい!」から生活が始まっている?
それとも「○○遊び」をすることが初めから決められている?
何より重要な見学ポイントといって差し支えありません。
「心」の育ちに直結しますから。
堅苦しい内容に思えたでしょうが、子供が真に求めていることです。
どうぞお許しください。
______________
◆注目されている投稿
バックナンバーへのリンクです。
↓
「褒める」と「叱る」の違い
https://oniwa-ty.com/bkn371656/oniwa/370
「褒める」と「おだてる」の違い
https://oniwa-ty.com/bkn371656/oniwa2/68
&
https://oniwa-ty.com/bkn371656/oniwa2/69
◆おにわ通信へのご感想はこちらへ
↓
https://forms.gle/yxvCewuS1PbrBRC2A
(ご意見フォーム)
◆おにわ通信の解除はこちらから
(再登録はできません)
↓
https://twelfth-ex.com/dm/371656/6/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄