おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/05/23(火) 06:30 | 最高のトラック |
そのために【頭】と【手】を
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
「創造する力って何?」
「どうやって使うの?」
について書いていきますね。
子育てにおける「創造する力」は、気取って言えば
______________
子供の行こうとしている場所に、子供を支えながら一緒に向かう力
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
となるでしょう。
こちらの動画「保育見学会のための準備講座」でも話しました。
↓
幼稚園では、保育者は日常的に「創造する力」を発揮しています。
というか、創造する力を働かせないとまともな保育はできません。
(トラックを作りたい3歳児)
ある日の保育を見てみますね。
向かって左、3歳児Sくんがトラックを赤く塗っています。
こういった保育に馴染みがない人のために説明すると、
Sくんはトラックを「作らされている」のではありません。
「○○を運ぶためのトラックを作らなくちゃ」といった【自分自身の必要感】で制作しています。
やや大袈裟に言えば、今この瞬間、Sくんの【生きる目的】はトラックを作ることなんです。
しかし、思い出してください。
Sくんは3歳児。
大人のようには思考しません。
「○○を載せるためにはこのくらいの強度にする必要がある」
「高さのあるものを載せることもある。奥行にもゆとりを」
「別の車両と連結させる可能性もある。結合部も工夫しよう」
「友人のトラックとの互換性も欠かせない。規格はどうすべきか?」
「色彩面でも実物に対する再現度を上げておきたいところだ」
などなど…、Sくんは考えているでしょうか?
そんなわけありませんよね。
Sくんの気持ちは
「いい感じのトラックにしたい!」
です。
ただ、そのためにはある程度
・丈夫に
・大きく
・友達と思いを共有できるように、
・本物らしく
作る必要がありますよね。
しかし、Sくんだけに【すべて】任せてしまったら満足できるトラックはできないでしょう。
素材を選ぶ、大きさを決める、輪郭を描く、着色する、切る、貼る…
Sくんが充実するには保育者の【頭】と【手】が欠かせません。
ここです、
「創造する力」の出番は。
「どんなイメージで遊びたい?」を、Sくんに乗り移るようにしながら理解していきます。
繰り返すように、幼児は大人と同じ筋道では考えません。
でも「いい感じのトラックにしたい!」という強い思いがあります。
だから保育者が一緒に【頭】と【手】を働かせるんです。
Sくんに憑依するようにして。
Sくんの言うなりになるのではありません。
それでは立派なトラックにならないでしょう。
また、保育者の考えで制作を進めるのでもありません。
仮に立派な見た目になってもSくんはおもしろくないはずです。
一心同体となって一緒に最高のトラックを目指す。
「創造する力」は例えばそのように現れたりします。
伝わったでしょうか?
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