おにわ通信 バックナンバー

おはようございます。
ゆうた先生です。

おにわ通信をお送りします。

ここ数日のおにわ通信では
【怒り】の話をしてますが

ついて来てますかー！

内容が複雑、というか
文章の量が多いですよね。

ぜひ2～3回読み直してほしいです。
怒りとの付き合い方が楽になるはず。

私の体験に基づく話でもあり、
科学的にも適切な方法ですので。

・自分の感じる怒りに悩んでいる
・親や配偶者の怒りで悩んでいる

という方、もう少し
お付き合いください。

 

さて、

「期待を裏切られた」
という怒りはほぼ制御できない…

けれど【自覚】さえできれば
場合によっては何とかなります。

コレが前回の内容でした。

続きを考えていきましょう。

自覚って？

何を自覚すれば自分や相手の
怒りとうまく付き合えるの？

自覚すべきは「怒りの正体」。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
自分の怒りの正体を知る。

あるいは

相手がその人自身の怒りの
正体を知るのを助ける。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
そういうことです。

相手がその人自身の
怒りについて知るのを助ける、

というのはあまりに難しいので
(特別な治療が必要なことすらある)

自分(あなた)の怒りに
関してだけ話を進めますね。

「怒りの正体」は、ほぼこれ。
↓
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
期待を裏切られた(という感覚)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

怒っている時、あなたは
このように感じているはず。

「私の期待は裏切られた」。

世の中には

【機嫌の悪い人】もいれば
【機嫌のいい人】もいます。

機嫌のいい人は「裏切られた」
と感じることがありません。

もう少し言うと、機嫌のいい人は
他人に期待しないんです。

いい意味で、あきらめている。

これが目標。

心の発達を8段階で考える
有名な理論(1950年発表)では

大人の【心】についても
説明されています。

それによると…

結婚期に【愛】の心を育んだ人は
↓
「価値ある妥協」が可能になる。

つまり、いい意味であきらめる
ことができるようになるんです。

相手が思い通りに行動しなくても

全部あきらめる。
すべて妥協する。

相手が

・ゴミ出しを忘れても
・食事の支度を面倒がっても
・食後テーブルを拭かなくても
・風呂に栓をせず湯を貯めても
・子供と遊んでくれなくても

何もかも許すんです。

もちろん、生活していくには
どれも欠かせない行動なので

「やらなくてもいいよ」と
伝えるのは間違っています。

「やらなくても怒らない」
という意味です。

いっさい怒りを出すことなく
「これをしてくれると嬉しい」
とだけ伝えるわけですね。

相手が思い通りに動かなくても
(「期待を裏切られた」と感じても)

【悪意】を感じないよう努力する

と言い換えてもいいでしょう。

ちなみに、ちょっとした不手際
(ゴミ出しを忘れるなどの軽いミス)
にすら悪意を感じてしまう心理を

パラノイド認知

と言います。

攻撃されているわけではないのに
「攻撃されている」と感じる状態です。

パラノイド認知なんていう名前が
つけられているくらいですから、

そういう心理状態に陥る人が
かなりたくさんいるのでしょうね…。

冷静に考えたら

わざとゴミ出しを忘れることで
相手が自分を困らせようとしている

なんてこと、ないですよね？

ものすごく険悪なケンカの途中なら
そういう「攻撃」もあるでしょうが…。

少なくとも…

相手がゴミを出し忘れた時に
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
期待を裏切られたという感覚
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
になるのをやめるんです、完全に。

 

ということで、最後に
答えを繰り返しておきますね。

「つい怒ってしまう」という悩みを
解決する方法は、ほぼこれだけです。

①
「期待を裏切られた」と感じる→怒る
という自分のクセを自覚する。

②
相手が思い通りに動かないのは
【悪意】ではないと信じる

③
してほしいことは「してほしい」と
穏やかに伝える。
(③は必要な場合のみ)

冒頭でも言いましたが、
めちゃくちゃ難しいです。

でも事実です。

頭の片隅に置いておくと
きっと役に立つでしょう。

ご質問などあれば
ぜひご返信くださいませ。

おにわ通信で共有いたします。
(もちろん匿名で)

 

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