おにわ通信 バックナンバー
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2022/11/24(木) 06:30 | 漢方的に考える、人間の臓器 |
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●●●●おしらせここまで●●●●
(木曜担当:松石)
ご無沙汰しております。
今回はカイロプラクティックから離れて“漢方”のお話。
鍼灸師として、学生時代に漢方の勉強もしましたので。
漢方を学んでいくと、なるほどよく人の体を観察しているもんだ!と驚くことが多々あります。
例えば、“五臓六腑”という言葉。
聞いたことがあるかもしれませんね。
五臓=肝・心・脾・肺・腎
六腑=、胆・小腸・胃・大腸・膀胱
五臓は実質臓器、つまり中身の詰まった臓器であり、
六腑は中腔器官、いわば「空洞」になっている臓器です。
また、その臓器の性質として
肝と胆は “木”
心と小腸は “火”
脾と胃は “土”
肺と大腸は “金”
腎と膀胱は “水”
を当てはめます。
木を火で燃やす。
灰になって土に還る。
土の中で金が生まる。
(ここがちょっと苦しい。まぁ、金というより鉱物とかでしょうな)
金でろ過されて水がキレイに。
その水が木を育む。
臓器は歯車のように関連しながら動いているのですよ、ということです。
ですから、悪い所を手術や薬によって取り除くだけではうまくありません。
臓器の“気”が何によって削がれているのか?
何を補うことによって“元気”を取り戻すことができるか?
それを診察し、適切に施術していくのが漢方なのです。
漢方に関する悩み(選び方や使い方)などがありましたら、ぜひご相談ください。
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