おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
---|---|
2022/11/07(月) 06:30 | 反応するだけか、創造するか |
難易度が段違いです。
●●●●●●おしらせ●●●●●●
公開中の保育見学会動画。
3分割の1つ目
→https://vimeo.com/758969859
(パスワード:1006kengaku-1)
2つ目
→https://vimeo.com/758971423
(パスワード:1006kengaku-2)
3つ目←【NEW!】
→https://vimeo.com/759411568
(パスワード:1006kengaku-3)
●●●●おしらせここまで●●●●
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
子育ての難しさって、結局これだと思うんですよ。
↓
____________
【安全】はわかりやすくが
【安心】はわかりづらい
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
どちらも欠かせないものですが、難しさには差があります。
子育ての難しさは【安心】をいかにコントロールできるか、です。
ところで、改めて考えると、安全・安心とは何でしょうか?
アタッチメント(愛着)研究の分野では、これが定説。
↓
_________________
安全=避難所(haven)。危険を感じた時に逃げ帰るところ。
安心=基地(base)。探索の拠点。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
子供は不安を感じた時に親を頼りますよね。くっついてきたり。
これは親が【安全】を保障してあげられているということ。
どれだけ不安でも、見ず知らずの他人には寄っていかないでしょう。
他方、養育者との心の繋がりを感じると子の遊びは広がっていきます。
=【安心】が提供されている状態。
ここからが大切なのですが…
安全を感じさせるのは比較的簡単。
くっついてくる子供に応じて必要なお世話をすればいいので。
抱きしめたり、声をかけたり、まなざしを向けたり。
他方、安心を感じさせるのは、場合によっては簡単ではありません。
のびのび遊ぶためには絶えず安心していなければなりませんが、
いつでもどこでものびのび遊ばせてあげられるか?というと…
難しいですよね?
一生懸命に掘っている砂場の砂が、お友達の服にかかっていたら?
思わず叱ってしまうかもしれません。
子供は安心できるでしょうか?
怖がってしまったり、反対に、言うことをまったく聞かなかったり…
少なくとも、のびのび遊ぶどころではありませんよね。
もちろん、放っておくのもNG。
服にかかるくらいなら「あ!ごめんなさい」と言って払えば済みますが、
顔にかかったら?
目に入ったら?
と考えると、止めないわけにはいかないでしょう。
叱るのも、放っておくのも、どうやらいい方法ではないようです。
話を整理しましょうか。
安全を与えるのは簡単。
子供の要求に応じればいいんです。
※あらかじめ予期して危険を取り除くことで安全を保つことは大前提。
一方、子供が安心できるようにするのは、かなり困難な仕事。
のびのび遊ぶのを単に見守るだけでは足りないんですよね。
遊びの方向を誤らないよう、絶えずクリエイティブな援助が必要です。
一言でまとめると
_______
安全は【反応】
安心は【創造】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
子供に安心を感じさせるにはどうすればいいの?
創造的(クリエイティブ)な生活ってどういう生活のこと?
という話を、明日しましょう。
短くまとめますのでご安心を!
_________________
おにわ通信の解除はこちらから
(再登録はできません)
https://twelfth-ex.com/dm/371656/6/
おにわ通信へのご意見ご感想を
心よりお待ちしております。
問い合わせは
●メールに返信
●電話:049-242-2259
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄