おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2022/09/28(水) 06:30 | のび太は拒否している |
大切なことがわかっているから?
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
オードリー・タン(台湾の要人)がドラえもんを読んだ感想だそうです。
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どのエピソードも未来の道具を使いますが、最終的には
「こんなはずじゃなかった!元に戻してよドラえもん!」
とのび太が叫ぶユーモラスなオチがついています。
おそらくそれは、「万能なドラえもんの世界」にのび太を連れていくのではなく、
「今いるのび太の世界」に、のび太がうまくなじめるようにするのが、ドラえもんの役割だからでしょう。
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オードリー・タンは台湾の天才。
中学中退でIQは180以上。
史上最年少(35歳)で政府の閣僚に、という【スゴイ人】です。
臨床心理学が専門で、作家としても活動する東畑開人さんは、
上記の部分を読んでこう感じたそう。
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(要約)
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現実を受け入れるのは難しい。
誰かがその現実を「しばし預かってくれた後でのみ」向き合える。
要するに、誰かの話を聞けるようになるためには
別の誰かに話を聞いてもらう経験が積み重なっていなければならない。
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(2022.09.23 twitter)
私も、東畑さんと似た考えです。
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子供時代にこういう経験をたくさんできることが大切。
話を聞いてもらうというか、共に前に進む経験ですね。
もっというと…
大人は子供と一緒になって目的を創造しなければなりません。
後になり先になり。
想像ではなく創造です。
一緒に創るんですよ。
大人主体でもなければ子供主体でもないんです。
共主体性(コエージェンシー)と呼ばれる考え方ですね。
高階幼稚園で、先生達が日々体現していることです。
「万能なドラえもんの世界」に子供を連れて行くのは、実は簡単。
連れて行くだけなら子供の意志は無関係ですから。
でも、子供は嬉しいでしょうか?
「今いるのび太の世界」を、必要なだけ経験するべきなのでは?
そうやって大きくなった人だけが自分の意志で決められるんです。
どの世界に行くかを。
毎回、のび太は無意識で拒否しているのかもしれませんね。
今すぐ「万能なドラえもんの世界」の住人になることを。
今を十分に味わうために。
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