おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
---|---|
2022/07/25(月) 06:30 | これ↓どちらが正解? |
努力と夢中の間の、越えられない壁。
●●●●●●おしらせ●●●●●●
【夏カフェ】継続開催。
7/28(木)←今週
8月:2(火)、10(水)、23(火)、29(月)
と続きます。
時間は9~15時。
遊びに来てね!
※感染症対策のため、お出かけ前に検温をお願いしています。
●●●●●●●●●●●●●●●●
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
__________
努力は夢中に勝てない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
以前大流行したフレーズです。
「いい言葉だな」と思って調べると、どうやら孔子(思想家)の言葉。
流行の発端は陸上の為末選手のツイッターみたいですね。
努力は夢中に勝てない
↑
実はこれ、発達心理学的にも大正解。
_________________
適切な援助を受けながら、自分の意志を存分に発揮していく。
反対に、誰かの意志によって生活を縛られることがない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自分の意志に従って生きる時、人は「夢中」になり、
他者の意志に従って生きる時は「努力」していると感じるもの。
自分の意志を大切にすることが、後悔のない心の発達の大前提なんです。
もちろん、夢中が大切なのは幼児期だけではありません。
心の基礎は0~6歳に形作られますが、
その後の学校生活でも意志を発揮しながら生活する必要があります。
https://www.asahi.com/edua/article/14658678
(子どもが夢中になれないとき - 朝日新聞EduA)
↑
この記事をご覧ください。
赤木和重さん(神戸大院)が「夢中」の重要性について話しています。
要約すると
・子供の夢中が親の幸せの一つ
・だが夢中になれない子も多い
・特に学校文化は夢中を軽視
・常に夢中になれるわけでなはい
・だからこそ子供に夢中を任せよう
・きっかけ作りは大人の仕事
などなど。
見落としがちなのはこの点。
↓
(引用、改行あり)
_________________
子どもに対して「やりたいことは何?」というベタな質問をしたり、
「やりたいことをやっていいよ」と丸投げしたりするのはやめましょう。
子どもを困惑させかねません。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やりたいことを答えさせる、というやり方は、意志を尊重していません。
子供にとっては「言わされた」という感覚に近いです。
高階幼稚園では
「脳をくっつけるように」
「子供に乗り移るように」
と、保育のポイントを説明することがありますが、これが大切。
子供と大人が【一緒に】意志を発揮していく感じです。
幼児期も小学生期も、「夢中」があるからこそ子供は伸びます。
家でも園・学校でも子供の「夢中」を大切にして生活できるといいですね。
_________________
おにわ通信の解除はこちらから
(再登録はできません)
https://twelfth-ex.com/dm/371656/6/
おにわ通信へのご意見ご感想を
心よりお待ちしております。
問い合わせは
●メールに返信
●電話:049-242-2259
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄