おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
---|---|
2022/07/08(金) 06:30 | 2千万円借りてタピオカ屋をやる |
と夫(妻)が言ったらどうします?
●●●●●●おしらせ●●●●●●
【おしらせ①】
地元の名店のパウンドケーキ、明日(金)で販売終了。
↓
※品切れ御免
【おしらせ②】
高階幼稚園の園だより7月号ができました。
子育て・人生が楽しくなる、園長渾身の書き下ろしです。
おにわカフェで配布していますので声をかけてください。
●●●●●●●●●●●●●●●●
おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
______________
子供の意志を普段から尊重する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↑
これで「ヤダ!」が減ります、
という話を続けますね。
「そんなの当たり前でしょ」
と思うでしょうが、意外と見落とされているポイントがあるんですよ。
「意志」
「普段から」
「尊重する」
キーワードが盛りだくさん。
まず「意志」ですが、これは言い換えると「~したい」気持ち。
「普段から」というのは「常に」ということ。「たまに」ではなく。
そして、誤解されがちなのが3つめの「尊重する」。
ここに絞ってお話ししますね。
さて、「尊重」はどのように誤解されやすいのでしょうか?
↓
「子供が言った通りにすること」だと考えてしまう人が多いんです。
尊重と言いなりは別物。
大人同士の関係で考えてみましょう。
夫(妻)が明日こう言いだしたら、あなたはどうしますか?
「すぐにでも銀行から2千万円借りて、駅前でタピオカ屋やろう!」
おそらく…
「ちょっと話し合おうか」
あるいは
「ちょっと頭を冷やそうか」
などと言いたくなるはず。
余程の見込みがない限り「いいね!やろう!」とはなりませんね。
尊重とは言いなりではありません。
なぜそう考えたのか?
どのように進めたいのか?
最終的に目指す姿は?
などを共有し、その人の人生が幸福なものになるよう共に歩む、
それがここで言う「尊重」。
だから、夫(妻)のゴールによって手段も変わるのが自然です。
「夫婦で何かやりたい」と思っているなら業種のリサーチかも。
「収入を増やしたい」なら今の生活のまま副業を勧めるかも。
「一緒にいる時間を増やしたい」だけなら映画を見にいけばいいかも。
相手の言葉をストレートに聞き入れて銀行に直行、とはならず、
まずは気持ちを理解し、適切な答えを一緒に探ると思います。
※自分がどうしたいか、は一旦脇に置いておきます。
______________
子供の意志を普段から尊重する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というテーマに戻りましょう。
尊重とは、子供が言ったことをそのまま実行するのとは違います。
あるいは、子供が言ったこと「だけ」すればいいわけでもありません。
先日も話したように、子供の発言は「すでに知っていること」が中心。
「何となく不満」な気持ちを「幼稚園に行かない!」と表現します。
「何となく不満」を詳しく伝える思考力・語彙力はまだないので。
遊ぶ時も同じです。
「電車」は知っているので「電車で遊ぶ」と言って線路を繋ぎますが、
「温泉の近くを通ると楽しい」という発想にはならないかもしれません。
近くのお店で「ママまんじゅう」を売っていることは知らないでしょう。
紙で自分(子供)とママ(パパ)を作って電車に乗せたら?
どんな楽しい旅行になるか、瞬時に思いついて実行したりはしません。
だから、大人がそれをしましょう。
一緒に遊ぶ中で。
「きっとこうしたら気持ちが満足するだろうな」と想像しながら。
それが「尊重」です。
もはや
「想像」(イマジネーション)
ではなく
「創造」(クリエーション)
ですね。
こんなに頭を使う仕事は他にありません。
いつもお疲れ様です。
小さい子供の親は、本当に大変な仕事をしていると思います。
_________________
おにわ通信の解除はこちらから
(再登録はできません)
https://twelfth-ex.com/dm/371656/6/
おにわ通信へのご意見ご感想を
心よりお待ちしております。
問い合わせは
●メールに返信
●電話:049-242-2259
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄